ダンボール作用点 ＜昨日は見学会でした！＞

今日はいい天気。暑いぐらいです。「5月から夏」という説は当たってそう（笑）

昨日は学生の見学会でした。

今年は、面白かった！です。（というと例年は面白くなかったかのようですが、そんなことはないです）人数が少ないということもあって、余裕ができて落ち着いて話が出来ました（と思います）。まぁ５年目でということもありますね。

今年は、実習として手提げバッグの組立をしてもらいました。もちろんヒントもなく。先生方はさすがです。勢いよくあっという間に完成させました。

学生さんたちは最初は悩まれる方が多く、先生に比べるとモタモタ感がありました。こちらもヒントを「言いたい、言いたいよ！」という感じでしたが、ぐっとこらえて見ていると、抜け出して組立ができる方がちらほら。自分で考えて抜け出すのは、見ててこちらもうれしくなります。

どうしてもというところだけ周りに人に手助けしてもらいながら、皆さん無事完成しました。

ダンボール（というか紙製品）の場合、展開したものを折ったり挟んだりして、組み立てていきます。そこがダンボール（紙製品）の特長ですが、なれないと難しいかもしれません。でも、分かってくると、面白くなります。そこに創造性（想像性）の発露があって気づいていくことはいい経験になると思いました。

例年課題のアイデア発表は終盤だったのですが、今年は工場を見学する前に各アイデアの概要をお聞きして、見学の際に見るべきポイントを共有しておきました。そのこともあり、サンプル室見学では熱心に見ててくれました。

その後のアイデア発表の本番は、見学で見てきたことの話などもでき有意義でした。私の知らない世界のアイデアを持って来てくれた学生さんがいて、それはとても興味深かったです。

このアイデアがどう完成へとつながっていくか、発表会が楽しみです。