JCP-にしざわ博の日記-

みんなと明るい未来をつくる39歳、にしざわ博です。活動、日常、感動なんでも書きます。

日本共産党の日本改革ビジョンvor1  今すぐ原発ゼロへ① ~なぜ、いますぐ原発ゼロなのか~

2012-11-02 14:03:23 | 日記
臨時国会が始まって、昨日は日本共産党の志位和夫委員長が代表質問にたちました。震災復興、原発、消費税と経済、TPP・オスプレイ・米軍基地、尖閣諸島問題について政府の問題点を批判し対案をしめしました。野田首相はどの問題でも政府の誤りを認めず、開き直りました。民主党政権誕生から3年がたって、「民主党に裏切られてたが、自民党にもどりたくない。ではどうすれば政治がよくなるのか。この日本はどうなってしまうのか。」国民のなかに、政治不信と新しい政治への模索が広がってします。日本共産党は、民主党・自民党がすすめる悪政を批判すると同時に日本をどう変えるか各分野の「日本改革のビジョン」を発表しました。今日からそのビジョンを随時発表していきます。はじめは原発とエネルギー問題です。

(1) 9月25日に発表した「即時原発ゼロ」提言は以下のとおりです。
①すべての原発からただちに撤退する政治決断をおこない「即時原発ゼロ」の実現をは かること。
②原発再稼働方針を撤回し、大飯原発を停止させ、すべての原発を停止させたままで、 廃炉のプロセスに入ること。
③青森県6カ所村の「再処理施設」を閉鎖し、プルトニウム循環方式から撤退するこ  と。
④原発の輸出政策を中止し、輸出を禁止すること。

(2)なぜいますぐ原発ゼロか
①事故は収束するどころか拡大している。農林漁業・経済も破壊、人生、生活も破壊し ている。人類社会と原発は共存しないことが明らかに。
②原発を再稼働すれば「核のゴミ」が発生する。「核のゴミ」を保管するプールは満杯 状態。柏崎刈羽は再稼働三年で満杯になる。安全に再処理する技術は世界的にも確立 していないので、これ以上放射能まみれの「ゴミ」をふやせない。
③再稼働しなくても電力は足りていたこと電力会社も認め明らかに。
④国民的運動の広がりと政府によせられた「パブリックコメント」でも「今すぐ原発ゼ ロ」が80%近くになり、国民の多数が「今すぐ原発ゼロ」という世論と願いは明らか に。

つづく






 

原発さえなかったら~青年のつどいでの福島から避難している女性の訴え~ 

2012-11-02 13:33:58 | 日記
こんちには。明日と明後日は、福島県青年集会に参加します。明日は南相馬市などを視察し、現状を五感に刻みたいと思います。予定候補者として、新潟のみなさんにあらゆるかたちで報告したいと考えています。
 10月27日(土)に開催された「第二回青年のつどい」では、福島県南相馬市から避難されている女性からお話をききましたので、主な内容ご紹介します。
「原発が爆発した直後、軽い衝撃音がして、白煙があがった。大パニックになり、お店から商品が消え人もきえた。運送会社も入って来なくなったので何もない状態になった。病院で勤務している人は逃げ出せずにいたし、患者さんは薬も切れてしまって亡くなっていった。自分の祖父も亡くなった。地震で体育館に避難していた人は爆発で逃げてきた人を中にいれようとせず、入れて欲しいという住民の声がきこえていた。ニュースで伝えられないことが多すぎて、どうしようと考えている。新潟の避難所では『仕事をとるか命をとるか』という会話が飛び交っていた。甲状腺ガンの検査を受けているが、半分近くは、甲状腺に異常がある。モルモットにされた気持ちになった。福島県に住民票がなければ18歳までの医療費無料受けられない。子どもたちが大人になったときガンになって『なぜあのとき避難しなかったのか』といわれるのではないかという不安がある。夫は南相馬で仕事をしているので週末は3時間30分かけて新潟に来る。体力も経済的にも限界にきている。事故当初は茨城県に避難していたが、妊娠していたので放射能が怖くてレトルト食品しかたべなかった。南相馬は復興が進んでいないし、賠償もすすまない国の対応もあいまいだ。原発事故さえなかったら、こんな生活おくらなくていいと思う。ふるさとに、できることなら帰りたい。でも子どもたちのことを思うと帰れないし、新潟を第二のふるさとにしようかと考えている。私たちのことを忘れないでほしい。」
事故直後の生々しい様子、放射能への恐怖と不安、避難生活の大変さ、原発さえなかったらという思いが伝わってきて胸が締め付けられる思いでした。同時に苦しみの原因をつくった電力会社と国の責任は重大だと怒りを覚えました。福島の復興と今すぐ原発ゼロを実現するために引き続き全力をあげます。