6月14日(土)の初日に観てきました~。
「銀の匙」「そこのみにて光輝く」に続き
“北海道”が舞台の映画、今年3本目!
(秋には「ぶどうのなみだ」も待っております)
「私の男」。
原作をいつ読んだか思い出せない&
なぜか手元にメモが残ってなくて、
自分でブログ内検索したら出てきた(爆)
2008.10.27
中3の秋か・・・
5年前じゃあ細かいところは忘れちゃってるわ。
だけど死体をずっと押し入れに隠してる事が
とにかく衝撃的でそれだけは今でも覚えてますが、
映画ではこれがなかった!
それともちゃんと見せなかっただけで
あのゴミ屋敷のどこかにあったんだろうか・・・
本では時間が遡っていく書き方が面白かったのよね。
映画はその逆、つまり普通に子ども→大人の流れ。
地震と津波から始まり、
婚約者(三浦貴大くん)と食事の場面で終わり。
この終わり方がちょっと微妙だったかなぁ(ノД`)
その直前に花(ふみちゃん)が
「昔はお父さんの言う事や考えてる事が分かったのに
今じゃちっとも分かんない」的なことを言ってたのに
あのテーブルの下はなんですか・・・(笑)
足すりすりして何かごにょごにょつぶやいて。。
やっぱりさ、タブーだからさ、
ちゃんと制裁があるのかと思ってたの。
高良くんも襲われそうになってたしw
っていうか半分襲われてたか。
貴ちゃんも高良くんもちょっと久々に観れて嬉しかった(´∀`)
高良くんの役は優しくて少し奥手っぽいところが
世之介と似てた
流氷とシチューがトラウマになりますねw
本で読んだ時から
「えええ!?流氷に置き去り?」って超驚いたの覚えてる。
この流氷の場面で花が「血のつながり」について語るのが
一番印象的かな。
禁断のあの時も血の雨(豪雨)が降ってて。
とにかくふみちゃんが凄かった。
子ども時代を演じた、花子とアンの花でもおなじみの
山田望叶ちゃんもすごくよかったですね。
由里子ちゃんとより、ふみちゃんとのほうが顔が似てる^^
少女や、少女から大人になっていく姿を
描くのが上手い桜庭一樹さん、
ふみちゃんには「荒野」や「赤朽葉家」や
「七竈」もやってほしいくらい。
桜庭作品とふみちゃんって私の中ではかなりしっくりくる
で、桜庭さんの本は「匂い」に関する描写が多いなと
いつも思うんだけど、今回映画では
やたらいいマイクを使ってるのか
ほんの小さい息遣いもすべて入ってました。
「生きてる」って感じ。
でも実は観てて一番びっくりしたのは浅野さんの胸毛。
すごかったー!
田岡(モロさん)がいなくなった時点で
淳悟たちのもとに警察来るんじゃないの?とか
ちょこちょこ突っ込みポイントもあり、
楽しみにしすぎてたせいかちょっと期待とは違ったかなと
思わなくもないけど、
北海道の寒く冷たい雪や海の景色と
ふみちゃんがよかったので、観て損はなかったです
「渇き。」も楽しみー。
ふみちゃんと橋本愛ちゃんをひとつの作品で観れるなんて。
それも「告白」の中島監督。
今年超期待してる映画の一つです。