
イニシエーション・ラブの感想です。
記事タイトルは劇中の台詞より。
このシーン、みんな笑ってました

以下ネタバレ。
予告に惹かれて&堤監督だから観に行ってきました。
まんまと騙されましたよ(笑)
たっくんの痩せたのが
松田翔太くん演じるたっくんだと思ってましたから。
すでにやられましたw
(それにしても翔太くんかっこよかった!)
まず「ん?」と思ったのは、前田敦子ちゃんの洋服。
茶系の花柄のワンピースで、袖口が白いレースになってるやつ。
さっき着てたのにどうして今お店に買いに来てるんだろう?
同じ服を2年くらい着るのは分かるけど、
ん?時系列どうなってんだ?と、頭の中「?」マークだらけ。
実はとっても悪女な話だったんですねぇ。
電話しながらスカートをタオルでぽんぽんと抑えてて、
まるで何かこぼしたのを拭いてるような・・・とまでは想像できたけど、
コーラの件が同時進行だとは思いもしなかった・・・。
ボロが出ないように
どちらも「たっくん」呼びにするとはね。
翔太くん演じるたっくんも、
間違えて「美弥子」って呼んじゃったり
マユに電話かけちゃったり。
“慣れ”ほど怖いものってないですからね。
電話のあとで、あれだけ東京の水は不味いって言ってたのに
ふつうにコップ1杯飲んでるところも、
要するに“慣れたから”飲めるようになったわけで。。
描き方がうまいなぁと思いました。
80年代っていうのがまたいいんですよね。
マユのアパートなんて、
横道世之介の世之介のお家にそっくりだった

出てくるアイテムも曲も
私はほとんど知らないものばかりだったけど、
逆にそれが新鮮で、十分おもしろかったです。
エンドロールでは堤監督の実体験とともに説明があったし(笑)
いまの50代あたりには青春ど真ん中の話で懐かしいだろうし、
いま現在若い人でも、
昭和を知ることや話の仕掛けを推理する点で楽しめるし。
ロングヒットしてる理由がよく分かりました。
(劇場もお客さんでいっぱいだった)
ところどころ爆笑ポイントがあって、
笑いと驚きでスカっと楽しい作品でした\(^_^)/
これはぜひいろんな人にオススメしたい
