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インシデントマネジメント

2018年01月12日 | 職業倫理
新潟県で発生した、JR東日本信越線の電車の閉じ込め事故。

大雪により、午後の19時という早い時間帯であったものの、線路内の雪が想定範囲を超えたため、最悪の立ち往生となったようです。

これにより、帰宅時間と重なった関係でローカル線であるにもかかわらず、正確な人数は不明ですが600人ほど車内におり、体調を崩した利用客の一部が病院に搬送されたものの、それ以外の方は車内で一夜をあかし、翌日の10時過ぎまで中には立ったまま電車が動くのを待ったようです。


しかし中には身内の方が直接電車の付近まで迎えに来て、無事に帰宅したようなニュースがありました。

自然には敵わないことを思い知らされるような事案です。

大雪となった原因は、物凄い寒気が流れてきており、天気図を見ても予測が困難であったことは間違いありません。

でも一言。

会社は誰もが知るJRです。

ブラック企業とは違って不測の事態にはどうするのか?

組織的な措置、すなわち、インシデントマネジメントは徹底しているはずです。

救急車、保線区の社員、電車内に居た家族が自家用車で迎えに来れたこと。

電車の外は吹雪、車内はトイレ、暖房、照明があり、外よりは安全。
確かにそう感じますが、駅舎までの距離が400m程度であれば、その判断が正しかったのか、凄く疑問を感じます。

検討してペットボトルでの水は配給されたようですが、立ちながら一晩中車内に缶詰め状態にされるのは問題です。

自衛隊、警察、消防、
これらの要請は出来なかったのでしょうか?

道を固め、左右に照明。
左右に誘導員を配置すれば簡単に避難可能だったはず。 
拡声器で伝えながらでしたら、尚、安全にできたはず。
違うと言うならば、電車の火災が発生したら全員死亡。 

建屋にいる人は地震発生時、外に避難禁止?

駅舎の利用客は不測の事態でも外にも出れず命懸けなのかな?

安易に考えて、雪掻き、つまりは、その先の電車の運行を最優先したため、結局は利用者に被害が傾いた訳かなと私は思います。

次の電車に乗れなかった人はどうしたのでしょう?

もし動き出したとして、、次の駅、そのまた次の駅に降りた人は、どのようにして家まで帰るはずだったのでしょう。

ホワイトアウトの状態だったらまだしも、電車の車両付近までマスコミが行っている時点で違和感たっぷりです。

吹雪の中、何キロもの夜道を普通に毎日のように歩いた私からするとインシデント対策に何か問題があった気がします。

大体、新潟県の方です。

多くは雪になれてるし!

年齢、体力、履き物、駅から遠いのか(自宅等)、移動する希望者を早くに選別して、次の平行した、潜在化している不測の事態が発生することまで踏まえ、その対処まで視野に入れた安全措置ができなかったのかが悔やまれます。
外を雪掻きするだけじゃなく、各車両に係員、簡易的な下に座れるシート、毛布はどうだったのか、想定済みなんですよねJRさん?

最近、電車の閉じ込め時間が問題になってきている気がします。

対策、インシデントマネジメントの見直しを期待します。

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