みじんこのお家

気が付かないうちに流れ去っていく時間の中でほんの少し交差する時間
グルメ・写真・旅行&猫

中国と言えば

2008-02-03 11:46:11 | 生活
私がはじめて中国へ行ったのは
18年くらい前でしょうか?

丁度、兌換紙幣が、廃止される前年だったように思います

友人6人、内、用心棒として男性一人

とてもユニークな組み合わせでした

中華同文で教師をしてる方が2名一緒でしたので言葉に不自由はありませんでした

ホテルで、朝、目が覚めると、同室の友人が、もう着替えて暇そうにしてるのでどうしたのか聞くと、もう一人の友人が、朝の太極拳を見に行きたいと言ったので待ってるんだけど、まだ起きてないみたいだし・・・・ということ

せっかく目が覚めたのにもったいないと思い
二人で、街の散策に出かけました

そのころの中国は、工場が三交代制とかで、早朝から自転車の波です。

霞の掛かった通りでは、朝食を食べる人のためにお店が開いていて

店先に置いたカンテキ(七輪)の上に乗った蒸し器からは温かそうな湯気が立ち上っています

思わずよだれがたらり・・・・って状態になって

彼女と一緒に、そのお店に入りました

で、豚まんと餃子を注文

餃子は水餃子、

もっちり、した皮がとても美味~~~

お汁の中には白菜やらなんやら、お野菜も入って

このお汁も美味しいんだよねぇ

温まるし

そこで、彼女がこれを、つけて食べるとおいしいよ

そう言って、醤油のようなビンから、お皿についでくれたのが
黒酢でした

これが 私と黒酢との初めての出会いでした

いや~~。本当に、美味しかった

にこにこ顔で、二人で分け合って食べていると
半分以上食べ終わった頃でしょうか

いきなり、友人が



「あっ!」



(ん?)



彼女の顔を見ると、ジ~~っと、水餃子の中を見てる
そして、ゆっくりと、私の方へ視線を向けて


「見ない方がいい」




しかし、人間の心理としては
見るなと言われれば見たいもの

「え?何々?いいから見せて」

彼女が、いきなり、水餃子の器の上に両手を乗せてふたをする

うううううううううう


見、見たい~~~~


そう思うでしょ?


そして、ゆっくりと、手を離した、器の中を覗き込むと・・・・・・



うううう



見なきゃよかった・・・・・・・


器の中には


小さな青虫のような、幼虫が沈んでました


「私は平気だから」


そう言って、彼女はしっかり、残りを完食

(あんたは偉い!!)
そう心の中で、反省


そういえば、彼女の親戚が中国のすごく田舎に住んでるって言ってたなぁ



でも、今から思えば、あれは白菜についていた幼虫だと思う

と、言うことは、無農薬野菜なんだ



そんなことを思い出しました