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SONY HXR-NX5R レビュー① やっぱり購入しました!

2017年05月27日 | HXR-NX5R



最終的には、やっぱり安心モデル「HXR-NX5R」を、2月に導入しました
まさか去年に引き続き1年程で、業務小型機を、追加導入するとは思っていませんでしたが、
NX100の欠陥ズームリング改善も全く無いのと、流石にあきれてしまいましたので
確実性・操作性の重視で、購入しました

筆者の業務範囲に(街のビデオ屋さん~テレビ屋さん)4K不要なので、ちょうど良いモデルとなります。
やはり、Lバッテリー・SDカードですと、新たな導入品が、増えないのでありがたいです。

各有名販売店WEBでの販売プランの寄せ集めオプションセットで、購入しなければ、
実売33万円で、お釣りも出ますので、これまでの5シリーズと比較すると大変安く購入できて、
コストパフォマンスは素晴らしいです

実際、何店か聞いてみると、本機は一番人気らしいです。

さて、今回のレビュー・シリーズでも現場で実際に使用して気になったことなど
書いていきたいと思います。

本記事では、外装から見ていくことにします。

◆スタイル

基本的に外装ボディは、今までの5シリーズベースです。(NX3もですが)
このクラス・スタイルのカメラは、FX1・Z5J・NX100と所有していますので、
ある意味新鮮さは無いです。
逆にスタンダード的なスタイルで、慣れている分、安心して使用できます。



最初に操作する箇所として、大きく変った所は、電源スイッチです。
右側の従来部から、ハンドル後部の付け根下左に移転しました。
最近の新しいモデルでは、このタイプのスライド式採用なので、慣れるしか無いです。
そうそう失敗することは無いでしょうが、誤作動防止としては、良いと思います。

ただ、FX1/Z5J→従来位置・NX100→5Rの位置より更に下位置と言った感じで、3機種で位置が、
違うため手探りで、ボタン位置を間違えていることも、未だにあります(笑)



NX5Jからですが、イヤホン・ヘッドフォン出力もモニターセレクト(L・R振分け)が
スイッチで可能なため便利です。

私の所有するカメラでは、初めての排熱スリット搭載カメラです。
本体に3箇所あります。ホール物で2・3時間の連続運用してましたが、
しっかり排熱しているようで、若干温まっていました。
内部にゴミが入らないか少しだけ気にします。



全体的な本体材質は、Z5Jと大差ないかと思いますし安心できます。
NX100は、貧弱な艶やかなチャチボディでしたので‥


◆ビューファー・液晶

0.39型有機ELパネルの有機ELビューファーは、5シリーズの中では一番の見やすさです。
ただ、従来のモデルと同じ型にして欲しかったなと思います。

同時点灯も対応して欲しかったです。屋外でのENGテイストの取材・ロケ物では、やっぱり
液晶と比較しながら撮りたいものです



自動切り替えのアイセンサーは、正直微妙です
通常ハンディ時は良いですが、ローアングル時は、ビューファーが、体に少し近いだけで
反応してしまい液晶は消灯します。今の所は、ケースバイケースで使用しています。

ビューファー横に「VF/LCD PANELボタン」が、あるので、まだ良いほうかと思います。
いずれにしてもNX100の極小ビューファーに比べたら、素晴らしいです。



液晶は、NX100と大差ないです。見やすいですし多分、同等です。
Z5Jと比べれば、当然ですが、大きな差があります。(100と5Rに慣れると辛くなります)

しかし、純正品として3.5型用のフードが、販売されていないので、販売して欲しいです。

液晶写真を、掲載しているので、ここに書きますが、
NFCのアイコン「N」は、左下に常時表示されるので
、大変邪魔だと思います。
常時表示させる意味が全く理解できません。



◆HD-SDI

筆者の環境では、年に数回程度(中継・IP素材送り)しか使用することは、
ありませんが、やっぱりあったらあったで、嬉しいです。



一時期は、Blackmagicの変換も考えてましたが、不要です。
実際、購入後に早速、うちでは恒例な比較的大きな中継案件で、
モバイルIP機(TV簡易中継定番品)に入力しました。

今までは、Z5JのHDMIからでしたので、気をつけて乗り越えてました。
SDI端子はロックが、かかるため、安心して使用できました。
本来ならNX3で、装備しているのが、無難だったんですが‥

やはり、キー局では、近年簡易中継も増えている分、要望も多かったのかと?
最近は、地方ローカル局でも簡易中継が、増えてきているようです。
ここだけは、ユーザーさんの声を、拾ったのかなぁと思います。

正直、高級CAM・XDシリーズのみ搭載して嫌がらせすると思ってた分、良心的でした(笑)

各種端子の蓋もゴムカバーで無いのも良いです。惜しいのは、HD-SDIも別蓋に
して欲しかったなと思います。(3端子分空いてしまいます)


◆調光式LEDライト

筆者は、これまで、簡易的に明かりが欲しい時は、フロントのアクセサリーシューに
小型LEDライト(56灯・アルカリ電池3本タイプ)を、取り付けて使用していました。

NX3から搭載の内蔵LEDライトですが、NX5Rからは、調光式となっていて、小型LEDライトと
同等な使い方が、できると思います。(ディフューザーも嬉しいし調光式なので役立ちます。)



実際に報道テイストの数カット使用するお菓子のビューティー撮りに使用したり、
夜間の薄暗い軒下でのイベント撮りに15分程、点灯したまま使用しました。
どうしてもフロントに装備すると小型LEDライトですら、前方にバランスが崩れるので、内蔵で扱いやすいです。
簡易的・お手軽には十分役立っていました

照明アイテム忘れた時や急に暗い所での撮影とか少し明かりを、入れたいシチュエーションや
報道の簡易的なリポ撮りにも使用できると思います。
ディフューザーのイエロー版も販売してくれると良いかもです☆



バッテリーの影響は、当然減りはしますが、急激な電圧低下などは無くて
余程、最高照度で点灯したままにするなどで無ければ、問題は無さそうです。

正直、想定より照度があったので、カメラ内臓LEDとしては、十分実用的な性能です。
(知り合いのプロカメラマンさんにも遊んでもらったら、似たような感想でした。)


◆ダイレクトメニュー/ジョイスティック

このクラスでは、初めて採用かと思いますが、メニュー内の深い層を
設定する時と再生時にサムネイル回りを、操作する時には、従来のボタンより
操作性は良いです。



ハンドグリップのファンクションボタン(ASSIGN7/Fnボタン)を、押してから
ジョイスティック操作で、フォーカス・AEシフト・アイリス・ゲイン
・シャッタスピード・ホワイトバランスが、ダイレクトに操作可能です。

実際の所、使用してみると、役立つのはゲイン切り替えくらいです。
L/M/Hスイッチの割当を、メニュー内に入らなくても、変更できるため
想定よりも僅かに暗い時、又は極端に想定した割当より暗かった時に役立ちました。

録画したままでも変更可能なため、通常の割当変更と違ってメニュー画面で
映像が隠れないのため、変更しやすいです。


◆レビュー① まとめ

今回は、外装ボディー・新搭載機能などの気になった所を、ご紹介しました。
NX5Rを、一言で言うと、安心と言った感じです。

当然ですが、NX100のように購入して失敗したと言った思いは全くありません。
確実にNX5Rが、先にReleaseされていれば、NX100は、買ってませんね(笑)

次回は、撮影編リング系の操作性などと
気になるイマイチな点を、中心にお届けします



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