本来なら、この日はパリでの貴重なフリーの時間だったので、シャンゼリゼから別の地区などへも行きたかったのだが、マルチーヌから電話が鳴った。
彼女はもう帰宅しており、オペラの約束の時間までまだあるという。
つまり、私たちの帰りを待っていて、一緒に過ごし、彼女の約束の時間、そして私たちがソフィー宅へ行く時間がほぼ同じくらいなので、一緒に出ようということだった。
お世話になるマルチーヌのそう言う気持ちに、やはりこたえなければ、と買い物などの用だけを済ませ、私たちは、またマルチーヌ宅へ向かい、しばし歓談をした。
そして、出かける時間になり、お礼を言って、別れた。
この時点では、私たちはソフィー宅で一泊した後、明日の遅くとも午後には戻ってくるつもりだった。
メトロを1号線から6号線に乗り換え、ソフィーの最寄り駅に着いた。地図でもわかりやすいところだった。
アパルトマンの前に着いて、エレベーターで部屋の前に行った。
こんな素敵な螺旋階段↓
家族四人で迎えてくれた。
ちょうど金曜日で、ソフィーとガブリエルは仕事帰りで疲れていたと思うが、手料理でもてなしてくれた。
アペリティフから↓
ふりかけの様な物がご飯の上に↓ ご飯と言えば、イタリア米なので、かなり日本米に近く、美味しくいただける。
近くにあるのであろうE&Vというパン屋さんのケーキ↓
実はこのパン屋は、パリに数店舗あり、3区の店はミッシェル夫妻とベトナム料理を食べたお店から近く、デザートにと寄った店であり、2017年ブルーノ夫妻のところに泊まった時にも、寄ったことがある懐かしいパン屋さん↓
ガブリエルはイタリア人なので、ここの料理は軽めのパスタなど日本人にもよく合う。
二人の子供たち、お兄ちゃんのラファエルとは、2018年、2019年と、2度ほど、会っているが、コロナ禍に生まれたエンマとは、初対面だった。
ラファエルは8歳、エンマは4歳。このエンマがお転婆で手に負えないと、両親は言っていた。
ラファエルはもう落ち着いて、いいお兄ちゃんになっていた。
マルセイユもエンマ、そしてパリのエンマと、最近人気の名前なのか、偶然、二人のエンマに会うことになったのである。
最初はリビングで寝る予定だったのだが、エンマが夜中に起きることが多いとのことで、彼らがリビングで寝ることになり、結局、私たちはソフィーたちの寝室を使わせてもらうことになった。
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