フランス人交友記録

フランス人との交流を通して感じたことを書いています。

フランスの裁判のコスチュームは古色蒼然!!!

2021-02-07 00:28:30 | 2019年春の旅行(シャンパーニュ・ロワール)

マリーエメの家での久しぶりの一泊は、ルイ君の部屋だったところ。

ここには、日本でシャルル君が買った古そうな絵の掛け軸が架かっていた。

「どういうものか」と聞かれた。

いろいろ考えて、答えてみたが、正しいかどうかはわからない。

こんな素敵なサロン。↓まるで美術館のよう。

朝ごはんは、ブルターニュの器で、フランス人の名前が書かれたもの。↓

ここでは以前もそうだったので、懐かしい。

マリーエメは紅茶派、ご主人のローランはすでに食事を終えて出勤したらしいが、彼はコーヒーだそうだ。

 

パンもとても美味しかった。

今日は夕方に約束があるので、午前中はマリーエメとルヴァロワという新しい街に行くことになった。ルイ君の家の近くも通るらしい。

 

この辺りは、最高裁判所の新しいビルがそびえる新興の街で、パリ市街の少し外ということで高さの制限外の地域らしく、有名な建築家のデザインであろうと想像できるような斬新な高層の建物が多かった。

そびえているのが、最高裁。↓

マリーエメは「(こういう建物は)好きじゃないの」と言い、私もフランスらしい建物が好きなので、あまり興味はないが、こんなところもあるということを知るにはいい。町ごとエコが考えられたつくりになっているらしい。

 

最高裁判所があるからか、この辺りには弁護士事務所が多く、何と、フランスでは今でも昔のコスチュームで裁判が行われるということで、そういうコスチュームを売っているお店まであった。

私がそれにびっくりしていると、マリーエメが「イギリスでは、鬘(かつら)もかぶるのよ」と言うではないか。あのモーツァルト?の様な鬘を今もだ!!!中世と同じ衣装らしい。ヨーロッパの歴史を感じる。

京都で装束を付けて蹴鞠や、時代行列をするのとはもちろん話のレベルが違う。そのような古式豊か?な衣装が「法廷」という特別な場ではあるが、一般人の仕事着として「現役」なのだから。

 

そのあと、バティニョール・スクワール(バティニョールという地区のスクエアという意味)という小さな公園の方へ向かった。

少し離れるだけで、こんなパリらしい公園がある。

 

小さなカフェで休憩をした。これがコーヒー。(フランスで「コーヒー」と頼むとエスプレッソ)

ここはローランが若いころ住んでいたところで、今もローランのお父さんが住んでいるという。歩いているとマリーエメの知り合いのご婦人たちに出会った。マリーエメは得意そうに?「日本から来た友達なのよ」と紹介してくれ、そのご婦人がたもとても好意的に話しかけてくれた。日本に来たことがあると言う人もいた。

 

さて、この日のランチは、渡仏前から「サプライズよ」と言われていて、ローランの昼休みに連れて行ってくれるという。

この家族は、いわゆるハイソな家族なので、ドレスコードを尋ねると、「そのままでいいのよ」というので、少し気が楽になった。

 

なぜなら、以前「トゥールジャルダン」に彼女の家族全員で行った写真を見たとき、マリーエメは昼間の正装?をしていて「短い赤い手袋」までしていたからだ。

 

どんなところか、とにかく楽しみだ。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿