特産品を買って復興支援…金沢エムザで「能登・加賀ふるさとまつり」始まる 震災後初めてだという出店者も (2024年4月3日) VIDEO
能登半島地震からの復興を支援します。金沢市内のデパートで県内の特産品などを一堂に集めたふるさとまつりが3日、開幕しました。中には、震災後初めて店を出したと言う人も…。 向山侑希アナウンサー: 「きょうから始まったのは買って応援、食べて応援をテーマにしたふるさとまつり、会場には輪島の海産物など能登を中心にグルメや工芸品などが集まりました」 金沢エムザで3日から始まったのは「復興支援能登・加賀ふるさとまつり」。会場には、能登を中心に20の店が出店し、輪島塗や能登ワインなど特産品が並べられました。能登半島地震の発生後、初めて商売をすると言う店もあり、午前中から多くの客で賑わっていました。 珠洲市出身の女性(金沢在住): 「実家の方もつぶれて大変やけどもみなさんの方も大変やからこんな機会に買えればいいかなと思って、少しでもね」 こちらは輪島朝市に出店していたお店。輪島で加工した干物などを販売しています。 出店者: 「ありがとうございました」 お客さん: 「またちょこちょこ来ますので」 出店者: 「またよろしくお願いします」 来場客: 「知り合いの方で一緒な輪島で家が近かったもので出とるというのを聞いて買いに来ました。地震以降こういった機会が少なかったのでみなさんにもぜひ来てほしいです」 出店した輪島朝市の女性: 「働けるところがあるというのは嬉しいみなさんとお話できるのが一番嬉しい生きがいになる」 この能登・加賀ふるさとまつりは今月8日まで開かれていて、売り上げの一部は義援金として寄付される予定です。 一方、羽咋市では…※石川さん登場トリキリ※石川さんあいさつ「短い時間ですが、体を動かして楽しかったと思ってもらえる時間にしたいと思います。」卓球女子元日本代表、石川佳純(いしかわかすみ)さんの卓球教室。地震の被害を受けた石川の子どもたちおよそ170人が参加しました。 ※紙コップをスマッシュで打つ※歓声石川さんは、ラケットの持ち方や球の打ち方を子どもたちに丁寧に教えていました。★参加した子どもは「一緒に教えてくれてやり方がわかって楽しかった」★参加した親は「久しぶりに子どもたちとスポーツがしたいなと思って参加しました」(子どもたちが)とても楽しそうで私もうれしいです」 ※バス降りるところSE「おはようございます」白山市を訪れたのは、志賀町の子どもたち。※円陣SE「きょう1日楽しむぞ!」「おー!」子育て支援などに取り組む団体が被災地の子供たちにリフレッシュしてもらおうと 企画したこのイベント。志賀町の小中学生43人がプールで様々なレクリエーションを楽しみました。★子供ON(1人目)「すごく楽しかった。(水が)気持ちよかった」(2人目)Qプールはいつぶり?「地震が起きてからは初めてです。楽しいしちょっとでも地震のことを忘れられるからいいです」B&G財団 事業部鈴木昭正事業課長ON「子供たちが遊ぶことに不自由しているので思いっきり楽しんでいただきたいという思いでこの事業を開催しました。笑顔が見られて非常に私たちとしてもうれしかったです」この団体では、今後も被災地の子供たちを支援していくということです。