最後の日記

以前　知人から「子供が生まれて何が一番違った？」と聞かれたことがあります。




「う～ん・・・」と考え、確か私が言った答えは　こうでした。




「自分の命を捨てても守りたいものが　できたってことかなぁ～」







そんなわたしが　絶対に守りたかったものを失いました。





２月１３日　息子は遠いところへ旅立ちました。





２４歳と６カ月。





山のようにたくさんの「ごめんね」と「ありがとう」を息子に言いました。





言っても言っても切りがないんですけど・・・











いい奴でした。





しゃべって楽しい男でした。





もう　しゃべれないのかと思うと　言葉に言えない気持ちでいっぱいになります。






前回の記事で　「しばらくおやすみします」と確かにわたしは言いました。





そして　本当にたくさんの方から応援の言葉をいただきました。





それなのに　それは嘘になってしまいました。





ごめんなさい、わたしには　もうブログの記事は書けそうにありません。







振り返って自分のブログを見てみると、時々登場する息子の姿があります。





今では　その時の何気ない写真が宝物になっています。





２００８年１０月から綴ったメラニー日記を応援してくださったみなさま





ありがとうございました。





振り返ると　この３年半の毎日がとってもきらきらしていたように思えます。





これからの自分が　どう今の気持ちに折り合いをつけていくのか全くわかりませんが、





とりあえず　「無理しないでね、待っているからね」と言ってくれる職場に戻り、今まで通りの生活をしていこうと思っています。








このところおとなしくお利口にしていてくれたメラニーは元気です。





わたしも身体は元気です。





どうぞみなさま　お身体に気をつけて。




いつか　ばったり　元気に遊ぶメラニーを見かけたら　その時は　よろしくお願いいたします。





本当に　これまで　ありがとうございました。





笑顔をいっぱいありがとうございました。













ハッチ