妊婦とおさしみ

「妊婦さんておさしみ食べていいの？」と近頃よく聞かれるので、
「え？何で(ё_ё)　？」と疑問だった。どうして食べちゃいけないの。。。？？と
いう問いに具体的に答えてくれる人がいなかったのだ。
が、しかし、今日の母親学級でそれがちょっぴり明らかになった。

母親学級でいただいた資料によると、自然界に存在するお魚（特に大型魚）には
食物連鎖によってお魚を通じて水銀が取り込まれているものがあり、それを
食べた妊婦さんの胎内で赤ちゃんに蓄積され、赤ちゃんはそれを排出することが
できないため、何らかの悪影響が出てしまうということなのだ。

じゃ、どんな悪影響が出るのかというと、それはとってもアバウトで、
具体性に欠けるもの。例えば（例えばといいつつ。。。この資料には
例は一つしか記載されていませんでしたが・・・）、

お魚などに含まれる水銀がおなかの中の赤ちゃんに取り込まれたとき、
どんな影響を与える可能性があるのですか？　という問いに対し、
摂取量に注意しなければならない種類のお魚を、とても多く食べ続けていた場合に
限りますが、例えば生まれてから、音を聞いた場合の反応が1/1000秒以下の
レベルで遅れる可能性があることが言われています。　という答えでした。

ふーん・・・という感じ。これって、とってもアバウトじゃない？
水銀が胎児に蓄積することの危機感が全く伝わってこないのだ。
1/1000秒遅いとどれくらい悪影響なわけ？(ё_ё)　

で、摂取量に注意が必要なお魚は　というと。。。

キダイ、マカジキ、ユメカサゴ、ミナミマグロ（インドマグロ）、
ヨシキリザメ、イシイルカ[それぞれ0.5p]

キンメダイ、ツチクジラ、メカジキ、クロマグロ（本マグロ）、
メバチ（メバチマグロ）、エッチュウバイガイ、マッコウクジラ[それぞれ1p]

コビレゴンドウ[2p]

バンドウイルカ[8p]

一週間に合計で1pまでが目安だそうです。この1pって何グラムを基準に
表現されてるのかもアバウトなのですが、1人前が目安だそうです。
超アバウトでしょ＾＾
せっかく資料作ってるんだから、厚生労働省様、もう少し具体的にお願いしますよ。

なんだか分かりにくいので、特に注意が必要でないお魚を挙げておきます。
キハダ、ビンナガ、メジマグロ、ツナ缶、サケ、アジ、サバ、イワシ、
サンマ、タイ、ブリ、カツオ　など。。。食べても良いお魚の種類が
結構たくさんあるので良かったです＾＾


ちなみに・・・
日本食通のニューヨーカーも、妊娠中は徹底しておさしみを食べないらしい。
「No Sashimi please. I'm pregnant!」って感じよ。



+-+-+ +-+-+