みやこわすれ

なんとなく思ったことや感じたことを書きとめたいです。

読書

2010-05-11 | Weblog
安房直子さんの「きつねの窓」を読みました。
ずーと以前から読みたいと思っては忘れ、そしてまた思い出す。
そういう本でした。

その本を知ったのはもうずいぶん前のことです。
ある本のなかで、主人公の妹が書いた読書感想文がその本でした。
ステキなお話で、いつか読んでみたいとその時思いました。


そして今頃になって読むことができました。

一人になってしまったこぎつねの染物屋。
指を染めてもらう代わりに鉄砲を渡した猟師。

懐かしい風景を見ることができる、染めた指で作るきつねの窓。

うっかり洗ってしまった手、落ちてしまった青い色。

もう見ることはできない。
けれどやはりのぞいてします。

もしかそたら見えるかも・・・。

コメント
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