三河橋から

気ままな雑記帳

朗読屋

2020年01月03日 | 私の本棚から

気になって 録画していた、NHKTVの山口発地域ドラマ を見る

中也の詩をテーマにしたドラマ

 ・達者な役者さんが中也の詩を読む・・時に歌う。

 ・中也の詩を柱にして物語が進む ・・時に哀切。

正月から、これはいいドラマを見た。

・・・・・

 自分が、このドラマの舞台になった中也の故郷を旅したのは

はるか50年前のこと・・・・・。

 詩は 時代を 永遠に 生き続ける 

ものだと再認識する。

 

 

 

 


日本人の愛した言葉  中西進著

2020年01月02日 | 私の本棚から

『令和』 の年号発案者と言われる中西進さんの本を読んでて、気になってメモした言葉。

三勿(さんぶつ)

 怒ってはならない

 悲しんではならない

 愁いてはならない

この反対の言葉は

三行

 正直にしなさい

 親切にしなさい

 明朗にしなさい

・もひとつ

  1300年前の 17条の憲法 の第1条は、あのよく知られる

『以和為貴』 この『情(平安時代までの日本人の美意識の基本)による言葉』は、

鎌倉時代からの武の時代:『力による言葉』に変わり、1945年まで捨てられていた、

終戦で武の時代が終わり、情の言葉が蘇り、『以和為貴』は平和憲法につながっている。

 ・・・・

平成23年9月7日第一刷 発行  

・・・・

 感想:しかして現在の世情やいかに・・・・。

 

 

 


2020 1・1 元朝参り

2020年01月01日 | 日記

暖冬そのものの山形の冬の正月です。

 ここ30数年元朝参りはこの、出塩の文殊様

 例年は雪道で滑らないようにがっちり長靴を履いて登った、

紫陽花の参道も雪が積もっていません、ここ数年なかった景色です

(6月から7月 見事な紫陽花の花につつまれる参道です)

 今年も家内安全、子供、孫の健康をお祈りして参りました。

境内にも雪が積もってなく、穏やかな文殊様でした。


そして今 「学問のすすめ」

2019年03月19日 | 私の本棚から

橋本治著 福沢諭吉の「学問のすすめ」を読了す。

・最終回 現在進行形としての「学問のすすめ」の章で紹介された文章です。

「 されば一国の暴政は、必ずしも暴君暴吏の所為のみに非ず、その実は人民の

無智を持って自ら招く災いなり。 」

 この本によれば、この学問のすすめは明治時代と、第二次大戦後によく読まれた

出版物とのことである。

 お国のために死んでこい と言われ、戦い終わり、焼け跡に立った人はどう思って

この本を読んだのか。

 平成も後2ヶ月もない現在、 暴君、暴吏の所為、・・・あるよなぁ。

 橋本治さんに 合掌 です。

 

 

 

 


統計の嘘?

2019年03月13日 | 日記

 最近は少し下火になりましたが、国の賃金統計データが政権に忖度し

適当だったようでというか政権に都合のいい数字になっていたのでは?

と国会で論議されていましたが、一強政権では最後は数の論理で押し切られ

ほんとのことは隠蔽のままに歴史は過ぎ行く。数年前から許せない政治状況は変わらず・・・。

あぁ・・・こんな国に誰がした・・・。

 

 生活の実感と、ソーリが言う経済政策の成果には甚しい乖離を感じて、なおかつ

政権なる世界の人物は、皆、胡散臭い人間にしか見えない私なんぞは、

おいおいいつまでこの国の民を誤魔化していくんや・・・と 

月に向かって吠える狼のようでござんす。

ウォーーン・・・・。

 



 

 

 

 

 

 

 


どちらでもない・・・・・?

2019年02月14日 | 日記

 沖縄の県民投票の選択肢に、賛成・反対、そして どちらでもない があるとのこと。

 はてはて、いろんな経緯の結果の投票項目とは思うが、「どちらでもない」

というのに投票ってのは、意志の反映になるんだ・・・・へぇーー・・・。

 どちらでもないという結果を日本の政府やアメリカはどう理解するんだろうねぇ。

 もっとも、今の日本の政権は、県民の意思なんざぁ はなから受け取る気ははないね、

今までの沖縄(県民)の声・選挙結果は、全て無視している、と思う。

 

 


綾蝶の記

2019年02月11日 | 私の本棚から

綾蝶の記  あやはびら の き  と読みます。

 石牟礼道子さんのエッセイ、講演録 などの本です。

 ・第2章 国の情けはどこに  は、

  この度、私どもは東京に、日本という国を探しに参りました。

  水俣病の患者の中に「東京にまでいってみたばってん、日本という国は見つからんじゃった」

  とおっしゃる方々がたくさんいらっしゃるからでございます。

 という書きだしに始まり、国・政治家へ被害者への救済をお願いした言葉です。

  昭和7年から36年間有害汚泥を不知火海に流し続け、結果、残酷な毒物をせおった被害者

 に寄り添った石牟礼さんの言葉には何も言えない重みだけを感じます。

 

 ・・・・権力は弱者を切り捨てることしか考えていない・・・・

 昔から、今も変わっていない。・・・・

 


すっかりご無沙汰です

2019年01月31日 | 日記

 いつの間にか時は過ぎゆき、古希を迎えたそうです。(他人事に思えます)

 今年も正月はいつもの文殊様へ元朝参り。

 年末にまとまった雪が山形地方にも振り降りて、すっかり雪景色となりました。

 おかげさまで昨年も我が家は大過なく過ごせました。

孫も一人増えて7人になりました。

 今年も「達者が何より」の一年を祈願いたしました。

2019・1・1元日