「悪の教典」も公開間近の三池崇史監督が、1970年代に人気を博した同名漫画を映画化。
不良高校生・誠とお嬢様・愛の純愛物語。
庵野イズムが凝縮された映画「ラブ&ポップ」の主題歌として主演の三輪明日美によりリメークされた作品。庵野秀明氏からの「わざと下手に歌うように」という指示もあって歌唱力で聴く作品とは言えませんが、それがまた味わいを醸し出しているのも事実。当時のアイドル情勢の記録として価値のある一作となっています。映画を観た人はエンディングロールのところでどぶ川を主人公ら4人が延々と歩き続けるシーンとシンクロすることでしょう。