清の 親友 章一
あだ名は ザビエル
82分けしてきても
会社 退社時は
浜べの 岩のり バーコード状態
そのくせ
クシ 使って
抜け毛気にして
1500円の カット専門店で
注文が 多い。
『 ここは こうして
前は こうしてね! 』
どこに 残ってるのか
わからないのに
章一の 若い頃
生意気に ロン毛してたらしくて
おばちゃんパーマ
金髪に染めて
章一は 気が小さい
女の子と 話が出来ない
チェリー 🍒
親にせがんで 買って貰った
カムリ2000GT
短足の章一には 似合ってた
親戚の小煩い BBAが
『 章ちゃん 彼女は いないの?
もし よかったら 可愛い人
いるけど どう?』
女っ気 0 免疫 0 の
章一は
『 まだ 早いから‥』
『 ダメ 章ちゃん 自分じゃ
ムリ でしょ!』
なかば 強引に 見合い
事前に見た 写真とは
別人 だった
章一は 現実の狭間に
戸惑って
『 ここは 若い2人に任せて
年寄りは 消えます 』
ジャイ子を 残して BBAが
消えた。
章一は
『 俺 よく 松田優作に
似てるって
言われて るんだ』
『 私は 南沙織かな、
シンシアで いいから‥』
『 俺 浜省が好きで ‥』
『 小坂恭子は
私のバイブルなの!』
『 俺たち 気が合いそうだね』
『 そうだね 優作 』
店内に ハートの絵文字が
バイトできてるJKが
店長に‥‥
『 あの2人 見合いだろ。
お似合い だ』
『 へぇ〜 優作と
シンシアには
ひいたよ!』
章一は なに 血迷ったか
『 僕と結婚してください 』
いきなりのプロポーズに
店長は あの名曲を
流して ♪
恋は盲目
ジャイ子も
『 よろしくお願いします 』
『 黙って 俺に ついてこい』
バイトのJKも
成り行きに 驚いて
『 店長 プロポーズしてた 』
『 あの2人 きっと恋愛経験0
大丈夫なの?』
『 ビックリしたよ
まだ手も
握ってないのに!』
『 ステーキ サービス
するから 聞いてきて!』
しばらくして
ステーキが
ジャイ子は秒殺で
胃袋に消えた
ゆっくり食べてる章一の
ステーキを見つめて
『 シンシア
よかっら 食べる?』
『 優作 私
ダイエット中なのに』
『 えっ
そんなに痩せてるのに』
章一の食べかけの肉も
笑顔が 不気味な
ジャイ子の 胃袋に
JKは 感じた
もう 後戻りは 出来ない
世間知らずの おぼっちゃまの
自由は 消えてく
章一は 健気に
『 デザートは‥』
『 ホント ダイエット中
じゃあ これと これと
これ お願い 』
いくらでも 食べる
大食いスタジオでは
ないのに‥
それから 6ヶ月後
章一は 結婚と言う
永い 奴隷生活が
スタート した。。。。