となりの町のお嬢さん

今日までそして明日から・・・拓郎とともに

newアルバム  「From T」  発売8月29日

竹田企画 更新中(^o^)8月5日 

今はまだ人生を語らず 『三軒目の店ごと』

2015-02-05 07:38:39 | LIVE'73/今はまだ人生を語らず
『三軒目の店ごと』  作詞 吉田拓郎


まだまだ酔っちゃないだろう
レモンスライスがしみるなんて
何だか みょうに気がきくネ
俺の冗談がおかしいのかい

飲みほしてしまおう
テレ臭さなんて
夜はまだまだ続くんだぜ
今夜 今夜 店ごと
グイとひと息に飲んじまえ

その気になったらくり出そう
(おいら酒のみ、ウンと飲め、ヤレ飲め)
夜中になっても起きてる町だ
(酔ってさわいで女をくどいて)
都会はいやだと女に言ってみな
(ウンと飲め飲め、飲んだら踏み倒せ)
どこかへ行こうとさそってみなよ
(いやな事などいっきに飲みほせ)

飲みほしてしまおう
かわいた夜を
恋はどこにも ころがってるさ
可愛い 可愛い アバズレを
ひと息にグイと飲んじまえ

大きな声が出るじゃないか
酒のせいでも嬉しいね
言いたい事を言えばいい
唄いたい唄を今唄いな

飲みほしてしまおう
このブルースを
君は まだまだ いけそうじゃないか
二軒目 二軒目 店ごと
グイとひと息に飲んじまえ

笑ってるよ 誰もが
(おいら酒のみ、ウンと飲め、ヤレ飲め)
あいつもこいつもその中にいる
(酔ってさわいで女をくどいて)
その中にいないって事は
(ウンと飲め飲め、飲んだら踏み倒せ)
おろかな事とは違う話さ
(いやな事などいっきに飲みほせ)

飲みほしてしまおう
常識なんか
夜は まだまだつづくんだぜ
三軒 三軒 まとめて
グイとひと息に飲んじまえ


今はまだ人生を語らず 『襟裳岬』

2015-02-05 07:38:15 | LIVE'73/今はまだ人生を語らず
『襟裳岬』  作詞  岡本おさみ


北の街ではもう 悲しみを暖炉で
燃やしはじめてるらしい
理由のわからないことで 
悩んでいるうち老いぼれてしまうから
黙りとおした歳月を
ひろい集めて 暖めあおう
襟裳の春は 何もない春です

君は二杯目だよね コ-ヒ-カップに
角砂糖ひとつだったね
捨てて来てしまった わずらわしさだけを
くるくるかきまわして
通りすぎた夏の匂い
想い出して 懐かしいね
襟裳の春は 何もない春です

日々の暮らしはいやでも やってくるけど
静かに 笑ってしまおう
いじける事だけが 生きることだと
飼い慣らしすぎたので
身構えながら話すなんて
ああ おくびょう なんだよね
襟裳の春は 何もない春です
寒い友だちが 訪ねてきたよ
遠慮はいらないから 暖まってゆきなよ



吉田拓郎・襟裳岬・LIVE73

今はまだ人生を語らず  『知識』

2015-02-05 07:37:42 | LIVE'73/今はまだ人生を語らず
『知識』  作詞 吉田拓郎


どこへいこうと 勝手だし
何をしようと勝手なんだ
髪の毛を切るのも いいだろう
気疲れするのは自分なんだ

うまくやるのも いいものだ
おいしいものには味がある
おしつけられたら 逃げてやれ
気にする程の奴じゃない

人を語れば 世を語る
語りつくして みるがいいさ
理屈ばかりを ブラ下げて
首が飛んでも 血も出まい

言葉をみんな 食い荒らし
知識のみがまかり通る
一人になるのに 理由がいるか
理由があるから生きるのか

自由を語るな 不自由な顔で
君は若いと言うつもりかい
年功序列は 古いなどと
かんばんだけの知識人よ

人を語れば 世を語る
語りつくして みるがいいさ
理屈ばかりを ブラ下げて
首が飛んでも 血も出まい


今はまだ人生を語らず  『戻ってきた恋人』

2015-02-05 07:36:53 | LIVE'73/今はまだ人生を語らず
『戻ってきた恋人』   作詞 安井かずみ

あの晩
君は裸足でやってきた
悲しそうな眼をして
わけも言わずに座りこんだまま
小花もようの長いスカート
僕は黙って熱いコーヒー作ってあげた
そのうち
君がポツポツ話し出すまで

あの晩
君は泊まってゆくつもり
昔よくしたように
勝手知ってる僕のアパートで
小指の指環いじりながら
僕は何だかそんな気がしていたけれど
やっぱり
君はあいつと別れてきたんだ

あの晩
君は裸足で飛び出した
とりつかれた眼をして
わけを聞きたい僕を残したまま
小雨もようの長い夜だった
僕は決して君を許さないと思ったけれど
いつかは
君がこうして戻ってくると

何となく




今はまだ人生を語らず 『贈り物』

2015-02-05 07:35:57 | LIVE'73/今はまだ人生を語らず
『贈り物』   作詞 吉田拓郎

あの時僕は こう思ってたんだ
君になにかをしてあげられる
せめて歌ぐらいは唄ってあげられる
僕はギタ-を持ってたんだし

終わってたんだよ 何もかもが
その時から みんなまちがいだらけさ
もう行くよ もう何も言えなくなった

それから君の好きだった“雪”は
誰かに唄ってもらえばいいさ 
今はわかり合おうよって時じゃないんだ
これで少しは気が楽になるだろうネ

笑ってたんだよ 心の中で
僕にはそれが聞こえてくるんだ
捨てちまうよ 君のくれたものなんて

それは小さな物語なのさ
暗い路地に吐き捨ててしまおう
だから とどまるよって言わさなかった
そんな君にも罪などありゃしない

もういいんだよ それだけで
住んでた町のせいにしちまえばさ
サヨナラは 僕の背中にしょって行くさ