となりの町のお嬢さん

今日までそして明日から・・・拓郎とともに

newアルバム  「From T」  発売8月29日

竹田企画 更新中(^o^)8月5日 

LIVE'73 『落陽』

2015-01-29 18:29:27 | LIVE'73/今はまだ人生を語らず
『落陽』  作詞 岡本おさみ


しぼったばかりの夕陽の赤が
水平線からもれている
苫小牧発・仙台行きフェリ-
あのじいさんときたら
わざわざ見送ってくれたよ
おまけにテ-プをひろってね
女の子みたいにさ
みやげにもらったサイコロふたつ
手の中でふれば
また振り出しに戻る旅に
陽が沈んでゆく


女や酒よりサイコロ好きで
すってんてんのあのじいさん
あんたこそが正直者さ
この国ときたら
賭けるものなどないさ
だからこうして
漂うだけ
みやげにもらったサイコロふたつ
手の中でふれば
また振り出しに戻る旅に
陽が沈んでゆく


サイコロころがしあり金なくし
フ-テン暮らしのあのじいさん
どこかで会おう 生きていてくれ
ろくでなしの男たち
身を持ちくずしちまった
男の話を聞かせてよ
サイコロころがして
みやげにもらったサイコロふたつ
手の中でふれば
また振り出しに戻る旅に
陽が沈んでゆく
戻る旅に
陽が沈んでゆく



よしだたくろう LIVE'73 『雨が空から降れば』

2015-01-29 18:27:13 | LIVE'73/今はまだ人生を語らず
『雨が空から降れば』  作詞 別役実  作曲 小室等


雨が空から降れば 思い出は地面にしみ込む
雨がシトシト降れば 思い出はシトシトにじむ
黒いこうもり傘をさして 街を歩けば
あの街は雨の中 この街も雨の中
電信柱も ポストも 故郷も 雨の中
しょうがない 雨の日はしょうがない
公園のベンチでひとり
お魚を釣れば お魚もまた雨の中
しょうがない 雨の日はしょうがない
しょうがない 雨の日はしょうがない・・・・



インストゥルメンタル


LIVE'73 『こうき心’73』

2015-01-29 18:26:48 | LIVE'73/今はまだ人生を語らず
『こうき心'73』  作詞 吉田拓郎


街を出てみよう
今住んでるこの街が
美しくみどりにおおわれた
心のふるさとだったとしても
街を出てみよう
汽車にのってみよう


話しをしてみよう
今話しをしているその人たちが
やさしく心をうちあけた
あいすべき人たちだったとしても
話しをしてみよう
知らない人の中で


恋をしてみよう
今恋しているあの人が
これこそ私の心の人と
信じれるすばらしい人だったとしても
恋をしてみよう
もう一度すべてをかけて


なみだを流してみよう
今悲しみの中にあっても
涙をこらえて生きていく
強い人間だったとしても
なみだを流してみよう
ひとみを濡らしてみよう


雨にうたれてみよう
今しあわせにひたりたくても
またくる人生の街角で
本当のしあわせをみつけるまで
雨にうたれてみよう
外は雨がふっている


たくろうLIVE'73  『野の仏』

2015-01-29 18:24:08 | LIVE'73/今はまだ人生を語らず
『野の仏』 作詞 岡本おさみ

この頃さっぱり釣りはだめです
と高節くんが言う
昔はこんな大物をと 両手をひろげて
野の仏 笑ったような 笑わぬような


ここにはいっぱい野鳥がいますね
と高節くんが言う
そらそら浮子にあたりがきてるよと 教えてあげたいけど
野の仏 笑ったような 笑わぬような


ぽっかり 浮かんだ根なし人生ですよ
と高節くんが言う
彼はずっとしゃべってるんだね ほら魚が逃げちまうよ
野の仏 笑ったような 笑わぬような


鮒の病気が広がりましたね
と高節くんが言う
昔の鮒は健康でしたねと 淋しそうな顔をして
野の仏 笑ったような 笑わぬような


ぼくは野の仏になるんですよ
と高節くんが言う
だけどこんないい男ではと 顎などなでながら
野の仏 こんどはたしかに笑いました
野の仏 こんどはたしかに笑いました



たくろうLIVE’73 『晩餐』

2015-01-29 18:23:40 | LIVE'73/今はまだ人生を語らず
『晩餐』  作詞 岡本おさみ

ぼくらは夕食時だった ぼくらは夕食時だった
つけっぱなしのテレビだったから つけっぱなしのテレビだったから
岡山で戦車が運ばれるとニュ-スが伝えていた
ぼくらは食べる時間だったから

ぼくらはお茶を飲んでいた コップをとりあげたとこだった
テレビを見るのは習慣だったから テレビを見るのは習慣だったから
そいつは突然あらわれて ぷつんと消えていった
ぼくらは食べる時間だったから

ぼくらは夕食時だった ぼくらは夕食時だった
お茶を飲んでコップをおいた お茶を飲んでコップをおいた
そいつはひとつのニュ-スなんだと ぼくらは知っていたけれど
ぼくらは食べる時間だったから