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アドラーの心理学を知れば人生の悩みが消える
アドラーの心理学を知れば人生の悩みが消える
子供は怒っても叱ってもいけない、そして褒めてもいけない 西 妙子
日本におけるアドラー心理学の第一人者、岸見一郎さんにアドラー心理学の真髄を聞いた。以下は岸見さんのお話である
アドラーは、「人間の悩みは1つの事柄に行きつく。すべて対人関係の悩みである」と断言しています。そのうえで、次の3点に注目し、「より大きな共同体の声を聞け」と説いています。
1.怒りとは出し入れ可能な道具である。
2.他人は、あなたの期待を満たすために生きているのではない。
3.自由とは、他人から嫌われることである。
他人の評価に自分を合わせる必要はありません。人間の悩みの大半はここに起因しています。つまり、他人のイメージから自由になれば、その悩みは解消します。
自分をよりよく見せないことが、自分の価値を認めることの第一歩だとアドラーは説いています。他人から嫌われることを厭わない、それこそが自由なのです。
「私は自分に価値があると思うときにだけ、勇気を持てる」と言います。さらに「私に価値があるのは、私の行動が共同体にとって有益であるときだけである」と続けています。
人は1人では生きられない(共同体感覚)、人とのつながりの中で生きているのだから、生きる喜びや幸福感を持ちたければ、対人関係に飛び込む勇気を持たなければなりません。
それには、自分は人の役に立っているという思い=貢献感が必要になります。
1920年代に、アドラーは「子供と大人は対等だ」と言っています。だから子供を「叱らない」し、「誉めない」。 叱るのも誉めるのも、相手を対等とみなしていないからです
勉強しない子に向かって「勉強しなさい」と説教するのではなく、勉強しないことでその子が被るかもしれない困難に気づかせる
危険な行為だとはっきりしているなら、感情的にならずに制止すればいい。毅然とした態度と威圧的な態度を区別して、誰に対しても基本的に同じ行動を取ること。改善すべき点を言葉で説明して、致命的なこと以外は見守る勇気が必要です。
では、叱らない・誉めない代わりに子供には何と言えばいいのでしょうか。
それが「ありがとう」という言葉です
誉めるのは、能力のある人が能力のない人に対する行為です
「ありがとう」と言われると、自分は誰かの役に立っているという「貢献感」を持つことができる。貢献感を持てたとき、自分に価値があると思えて勇気を持てる。自分の課題に逃げることなく取り組む勇気が持てるようになります。
虹は誰だって見ようと思えば見られるのに、空を見上げていないと虹に気づかない。出会いの不思議を感じるかもしれませんが、人と人の関係も同じで、積極的に良い出会いがあると思ってないと、その人とは出会えないのです。
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