「性別不問トイレ」めぐり全米で大バトル

【痛快!テキサス親父】「性別不問トイレ」めぐり全米で大バトル オバマ政権が強行も (1/2ページ)

 ハ~イ! みなさん。

 米国では現在、新たな文化的変動に直面している。トランスジェンダー(性同一性障害)論争だ。これは、米国で今世紀に起こったあらゆる文化的衝突と同様、リベラル派と米民主党の共謀者らに先導されたものだ。

  カリフォルニア州の学校では、出生証明書に記載されているのとは違う性別用のトイレ、シャワー室、ロッカールームでも、生徒が認識する性別の使用を許可し ている。15歳の男子生徒がある日、「自分は女性だ」と主張して、女子用のシャワー室を使うことが可能なんだぜ。リベラル派はこれを一度達成すると、米国 中に浸透させるために画策し始めた。

 こうした動きに、ほかの多くの州議会が立ち上がったんだ。決して、性同一性障害の人々を差別する主 張ではない。米社会の価値観を抜本的に変えることに反対するものだ。ノースカロライナ州では今年3月、「生まれ持った性別以外の性のトイレなどの使用を禁 じる」法案を可決させた。

 これが全米を巻き込むバトルの号砲となった。

 オバマ政権は、ノースカロライナ州の決断が 「1964年の公民権法に反する」として、同州を告訴すると脅したんだ。ノースカロライナ州も黙っちゃいない。「憲法に書かれていないことは州に帰属する と記された、合衆国憲法修正第10条に反する」としてオバマ政権を提訴したんだ。前代未聞だぜ。

 残り任期が少なくなったオバマ政権は焦 りもあるのか、米国中の公立学校で男女別になっている設備は、どれも生徒が望むように使用する許可を求める指示を出してきた。「大統領令に従わないなら ば、その州の学校へ給付している連邦政府助成金は保留とする」という恫喝付きでだ。

 俺が住むテキサス州は、年間約100億ドル(約1兆900億円)の学校助成金を受けている。大半は、約500万人の生徒の給食に使われているという。

 だが、ダン・パトリック州副知事は、ワシントンに対し、「これは地獄への道になる」といい、こう言い切った。

 「大統領の銀貨30枚で、われわれを思い通りにはできない」

 これは聖書を意識した言葉だ。ユダがイエス・キリストを裏切って手にしたのが銀貨30枚だ。つまり、「テキサス州は絶対に譲歩しない」という意思表示だ。

 性同一性障害の人々は人口の約0・03%といわれている。彼らに便宜を図るため約500万人の生徒らの給食を人質に取るって、おかしくないか。

 でも、心配は無用だ。テキサス人は、1人の学生も「食事抜き」にはさせない。俺も含めて、みんなが「そのために高い税金を払うのは大いに結構だ」と言ってるぜ。

 以前にも言ったが、リベラル派は自分たちの行動の結果がどうなろうとお構いなしだ。彼らは米国だけでなく、日本も標的にしている。米国の文化的腐敗から、日本の文化を守るときだぜ。

 親愛なるみなさんと、日本と米国に神のご加護がありますように。

 では、また会おう! (トニー・マラーノ氏、米在住評論家)

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