日本も国民主権の現行憲法を維持する限り、必然的に天皇制は廃止の方向に動かざるを得ない

陳胡痒
天皇のご存在の在り方を、国民が多数決で決める。(草莽崛起ーPRIDE OF JAPAN)

以前こういう話を聞いたことがある。
キムジョンイルが一人いるのが北朝鮮。
4800万人いるのが南朝鮮。
日本は12000万総天皇時代になってしまった。
この思想の源流はプロテスタントの宗教改革に遡る。
プロテスタントが登場する前の西欧は、神の地上代理者にして聖ペテロの正統なる後継者と称するローマ法王を頂点として、司教、司祭(神父)、平信徒という序列が形成されていた。建前では国王でさえ農民と同じ一介の平信徒なのである。しかし、国王の王権は教会によって保証されたものである。というのは、世俗の統治権は神からカトリック教会を通して戴冠式を行う国王に与えられたものだからである。(王権神授)
しかし、ルターが出て、彼が教会改革の一線を踏み越えて万人司祭説を唱えてプロテスタント主義を打ち出したとき、この序列は完全に破壊された。
なぜなら、プロテスタント主義では全てのキリスト信者は教会の位階制度によらずに、直接神に繋がることができるというからだ。
つまり神の代理人であるローマ法王など必要ないというわけである。
フランス革命はその総仕上げであったといってよい。
なぜなら、全ての人間が神と直接繋がった存在であるということが社会常識になったら、神からカトリック教会を通して戴冠を受ける国王などというものは必要ない。
すなわち、民主主義の登場と共和制政体とは宗教改革が必然的に行き着く先なのである。
であるからして、日本も国民主権の現行憲法を維持する限り、必然的に天皇制は廃止の方向に動かざるを得ない
天皇制とはなんであろうか?欧州における宗教的権威たるローマ法王と世俗君主の立場を合わせたものである。
では天皇が天皇である理由とはなんであろうか?
天照太御神によって天皇家のご先祖が「葦原千五百秋瑞穂の国は、是、吾が子孫の王たるべき地なり。爾皇孫、就でまして治らせ。行矣。宝祚の隆えまさむこと、当に天壌と窮り無けむ。」と命ぜられたとされているからである。
そう考えれば太陽パクパク食べるおばさんの出現は歴史の必然なのである。
なぜなら、太陽神の代理人が天皇陛下とするなら、平民が直接太陽を食って太陽のエネルギーを得ることができるなら、天皇制などいらないからだ。
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