努力した国が損し、多く汚した国が得をするのだから、協力なんかできる筈がない


あらゆる温暖化防止策は無意味

この数十年地球環境の悪化が懸念されCO2削減などの対策が叫ばれているが、排出量が増加し続けている。

根本的な原因は環境対策で努力した国ほど損をし、しなかった国ほど利益を得るからです。

過去に環境対策で最も努力した国は日本で、もっともしなかった国は中国、その結果は明白でした。
 
中国とアメリカだけで全世界のCO2排出量の約43%を占め、インドとロシアが上位で続いている。

日本は全世界排出量の約3.5%でGDP比でも人口比でも、CO2排出量が非常に少ない国です。

だが温暖化会議や温暖化協定では、「会議を始めてからの削減量」だけが評価され、最初から少ない国は評価されない。


この結果会議以前から排出量が多かったドイツなどは「良く削減した」と評価され、最初から少ない日本は「努力していない」と批判されている。

さらに酷いのは排出量で世界最大の中国には削減義務が無く、努力目標も「増加量を削減する」だけで良い。

どういう事かと言うとパリ温暖化会議などは中国に会議に参加してもらうため、「何もしなくても良いよ」という立場を取っている。

これだからあらゆる温暖化防止会議は効果が無く、今日も温暖化ガスは増加し地球環境は悪化し続けています。


排出国が得をする限り、温暖化は防止できない

日本は縄文時代から植林を続け、無駄をなくしエネルギー効率を上げてきた国です。

この結果CO2など公害が最初から少なく、森林による吸収量も多いので排出量が少ない。

加えて海に囲まれているのでもし海水によるCO2吸収が計算に認められたら、もっと排出量が少なくなります。


アメリカは世界のCO2排出量の約14%で、中国の28%の半分だが日本の4倍以上もあります。

アメリカの人口は日本の約2.6倍で排出量は4倍超なので、人口比でも多すぎる事になる。

ところがアメリカや中国がほんの少し努力して増加量を抑えれば、「日本より努力した」事になり国際社会で称賛される。
ばかばかしいとはこの事で、損得を考えたら温暖化防止努力なんかしない方が良い。
中国とアメリカはCO2を多く排出することで経済活動し、削減努力は日本や欧州にやらせている。

美味しいところだけを米中が食べて、後始末は日本にやらせているようなものです。


結論としてはあらゆる温暖化防止策はすべて無意味なので、地球環境は今後も悪化し続けます。

一瞬にして劇的に温暖化を止める方法が一つだけあり、それは人類の人口を温暖化が止まる人数まで減らす事です。

おそらく温暖化が極限までたどり着いた時、なんらかの重大事態が発生し強制的に人類の人口は半減するでしょう