文革に匹敵した日本の伝統文化破壊

<文革に匹敵した日本の伝統文化破壊>
 1.日本的人間関係を重視する社会の破壊

 2.自民党も社会党も国民の意思とは関係なく政治的駆け引きで自己破滅を迎えた。

 <17条憲法や教育勅語の理念を思い出せ>
 私は昨今の治安の悪さやモラルの低下、教養の低下は警察や交番を増やしたり学校の教員数を増やしたり、監視カメラなど設置しても意味がないと思う。これらの問題に対処するには、聖徳太子の17条の憲法、明治大帝の教育勅語そして仏教のジャータカ物語などを初等中学校など義務教育に入れることが大切であろうと思う。(中略)

 最近テレビなどで目立つのは男のような女と、女のような男がもてはやされ、恥をさらすことによって人気をとろうとしている人達が増えた。これはかってルース・ベネディクト女史の著した「菊と刀」の中の恥の文化として紹介された誇り高い日本人とは別人種のようである。(中略)

 日本を良くするために、参議院は議員数を半減し教育、防衛、外交に関してはもっと責任と権限を与え、外務大臣と文科大臣は参議院から任命し、その任期は総理大臣と同じにするべきだと思う。外務大臣は日本の顔として世界に覚えて貰う必要があるし、それなりの人間関係を構築する時間も必要である。文科大臣にしても教育の成果等は時間が掛かるし、国家の基礎作りは教育である以上、種を蒔いて芽が出るのに時間が掛かることと同様、最低数年間の余裕を与えるべきだと思う。この二人は国民誰からも信頼され、尊敬されるような人格者がなるべきであり、ただ議員内閣制において、内閣の一員としてやっていくためには、総理大臣の信頼を受け、チームワークが取れる関係にないとうまくいかないと思うから、総理大臣と同じ任期はやむをえない。

 衆議院の優位性、例えば予算や総理大臣の指名権などについては全く異論が無い。世界の他の国々例えば日本の13倍以上の人口を有する中国において通常の常識に基づく健全な民主制度は存在しないが、一応日本の国会に相当するのは全人代の常務委員会であり、そのメンバーは現段階では197人である。また日本の7倍以上の人口を有する世界最大の民主主義国家インドでは上院が241人、下院が543人で日本とほぼ同数である。これらから見ても、日本の国会議員の数がいかに多いかと言うことがわかる。日本の人口の倍以上を抱えるアメリカではたった100人の上院議員がアメリカのみならず世界のことに対して多大な影響力を発揮している。私は今のような半径200m以上に関心が行き届かない、せいぜい次の選挙までの4年から6年以上先が見えない政治家一人を維持するのに年間1億以上のお金を投じるのはもったいないと思う。

 <このままではアジアでカヤの外に置かれる>
 日本では東アジア共同体なるものに熱心になっている人々もいるが、私は中国とその延長線にある華僑、華人中心の勢力によって日本が包囲網に掛かり、がんじからめになって更に骨抜きにされるだけだと思う。(ぺマ・ギャルポ 桐蔭横浜大学院教授 「正論」平成20年2月号)

真中 行造のページ  2008年2月27日より 引用
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