日本の復活は南から?住みやすい九州に人が集まっている

トトメス5世

日本の復活は南から?住みやすい九州に人が集まっている

出生率や住みやすさで見ると勝ち組負け組がはっきりしてきている

関東東北が住みにくいのは寒さのせいではない

九州が日本の中心になる日

その昔今から1800年くらい前に九州は日本の最先端地域で邪馬台国の女王卑弥呼は魏に使者を出し魏志倭人伝に国と書かれた

その頃日本本土にはまだ文字がなく木の棒に石器をつけて道具にしていたので、かなりの格差が存在していました

卑弥呼から200年程度の間に神武天皇が登場して奈良県に攻め込んで都を開いて王朝となり、日本全土を支配下に置くヤマト国家を建国しました(邪馬台国が奈良に有ったという説は支持しません)

それまで日本の中心は東京を中心とした関東で縄文人が多かったが地球の気候変動で寒冷化が進み、木の実が取れなくなって人口が激減し衰退した

少子高齢化ならぬ少子若年化が進み縄文人は自然に人口減少し、空き地になっていた福岡の海岸に渡来人が住み着いて水田を作り、現地の縄文人と合流して弥生人となった

九州はかつて日本の最先端で王族が住む富裕国だったが、今また九州や南方地域が繁栄し関東など日本の中心部は衰退している

 

この10年ほど九州の生活指標が本土中心部を上回っていて、生活のしやすさや子育てのしやすさ、移住満足度などで顕著になっています

出生率や人口増加率(増加していないが)でも九州や沖縄は常に全国トップで、関東や東北信州は日本のお荷物のようになっている

出生率を見ると沖縄は1.8以上をキープしていて九州は福岡県が1.4台の他は全て1.5以上、平均は1.6台なので東京の1.08や千葉県の1.2とは比較にもならない

例えば四国4県の出生率は1.4台、近畿6(府)県はぎりぎり1.4程度、関東は群馬栃木茨城が1.3だが他は1.2で東京は1.0など壊滅状態です

東北6県も1.30の攻防になっていて全国的に見ると九州沖縄が圧倒的勝者で、「東京に近い県ほど敗者」という傾向がはっきり表れています

なぜ九州の出生率が高いかはあまり議論されないが九州は日本の中でも保守的で男尊女卑、最近も「女が大学に行ってどうするのか」という偉い人の発言が話題になった

東京は多くの点で九州に負けている

親戚や近所の人が集まると男は宴会をし女たちは忙しく働くのが当たり前とされ(自分は行った事はない)、九州人も「良くない風習だ」と自戒したりしています

半面で住みやすさ、暮らしやすさのような調査で九州は常に全国でもトップレベルでこれは女性でも変わりなく、男女平等と幸福感は別物だと分かります

多くの調査で住みやすさ日本一の座に就いているのは福岡市で、奇しくも3000年前に渡来人が上陸して稲作を始めたのも今の福岡市でした

気候が温暖で3千年前の海岸部は無人地帯で(縄文人は山の方に住んでいた)、争いも無く両者は共存し物々交換していたのが判明している

今の九州は大陸や半島に近いので移住者が多く、日本本土からも住みやすさや移住しやすさにつられて人が集まってきている

福岡は”修羅の国”としても知られるが犯罪件数を見ると大阪や東京よりずっと少なく、人口比で見ても他の地方都市と同じ程度でした

どうして出生率や住みやすさなどの指数で九州と関東の差がここまで開いたのかを考えると、古来から九州は弥生人(=渡来系)、関東は縄文人の拠点だった

渡来人が多い九州は進取の風土があるのに対し関東は縄文以来保守的、特に東北などは”よそ者”への警戒心が強く新しいものを拒む傾向が強い

東京や関東の政治家、知識人は立派な事を次々に言うが実行したことが無く、多くの点で九州に負けているのに「日本の中心は東京だ」と威張っている

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