詩と断片 あるいは 言葉の雫

美琴の新作の詩、言葉を載せています。

確実の後ろ

2010年02月19日 | 
確実な事は
あるか。 ないか。
それすらも知らない。
何を知っていて
何を知らないのかも。
そして何を
これから知るのかも。

ただ想像が
あるばかりで。

何が確実で
何は確実ではない。
99%では足りない。
100%でなければ
ならない。確実とは。

死は万人に訪れる。
はたして これは確実か。
そしてこれは
永遠に確実か。
確実であるのならば
永遠に確実でなければ
ならない。永遠に。

永遠とは何か。
我々が知らない
はるか未来の事。

永遠を知るには
永遠に生きなければ
ならない。確かめるために。

確かめるには今の
技術では足りない。
そしていつ
足りるようになるのかも
知らない。確実には遠い。

想像は膨らむばかり
確実性は萎むばかり

知りたい
知りたい
何を

確実は
まだまだ先で
走ってる

我々の見えない
永遠の最先端

さらに先の方

想像は膨らむばかり
可能性も膨らむばかり

知りたい
知りたい
何を

光は確実の後ろを走っている

想像は膨らむばかり
不確実も膨らむばかり

光は不確実よりも
可能性を見つめている

想像は膨らむばかり
可能性も膨らむばかり

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