眼科のホームページを開くと、「真菌性眼瞼炎」「真菌性眼内炎」という病気があるということが書かれていました。
真菌とは、つまりカビのこと。カビと言ってもパンや野菜に生えるような目に見えるようなあの緑色のカビだけではなく、肉眼では見えないような小さなカビが目にはびこるということで、その真菌のせいで炎症が起きるというような病気だそうですが。
⇒ただ、私が自然療法で勉強したことによると、真実は真菌のせいではなく、薬毒がそこにあるから真菌がその毒素を喰いに来るということです。炎症は薬毒を溶かして液状にして排泄する為に体が自ら起こしている作用なのであり、まちがった作用ではありません。
私がまだ自分のこの症状がなんなのかわからなくて、病院巡りをしていた頃、ネットでこれらの病名を見つけて、きっとこれなのではないかと思って医者に聞いたことがあります。
「ネットで見た」と言うと怒る医者も多いそうですが、何せ、その医者がただ「わからない」としか言わなくて調べようともしてくれないので、しかたなく自分から、
「あのー、先生、ネットで見たのですが、私って真菌性眼瞼炎と真菌性眼内炎というやつではないんでしょうか。」
と聞いてみたわけです。
しかし、医者は速攻で、
「いやぁ、違うと思うよー、そんな人、滅多にいないよ。長年、医者やってるけど、そんな人今までみたことないよ。」
と吐き捨て、即否定しました。調べもしないでです。驚きの診断です。
私がこの病気じゃないと言う理由が、「そんな人滅多にいない。今まで見たことないから。」だそうです。
なんか信じられない理由です。
「いや、でも・・、私のまぶたや目に真菌がいるかどうか、ちょっと調べてもらえませんか?」
と頼んでも、
「いやぁ、今までそんなこと調べたこともないし、うちにはそんな調べる機械とかもないし、ちょっと調べられないね。まぁ、でもまぁ、違うと思うよ~。」
と、全く聞く耳を持たない医者。
「じゃぁ、なんか、抗真菌剤みたいな薬とかないんですか?そういう薬いただけませんか?」
と聞くと、「んんん~・・・・・」と唸ってて、返事がないし。
以前もらったことのある抗生剤の軟膏を出されたんですが、「それは、前に何度ももらいましたが、効きません。」と言うと、
「じゃぁ、もうないね。まぁ、そういうのはね、うまーくつきあっていくしかないよねぇ。ストレスとかもあるし、年齢とか、食べ物とかも色々あるからね。 まぁ、しょうがないよね・・・。」
以上、診察終わり。チーン!
それで、診察代、3000円から取られて、薬もなし。
何軒の病院まわってもこうでした。
これで、「はやく医者行け、医者行け」と周りからの攻撃・・・・
行ってるっちゅーねん!
どこ行ってもこうなんだから、どうしようもないんだよっ!どうしろって言うんだよっ!
尚、1行目に書いた「真菌性眼瞼炎」の紹介をしているサイトの病院に行こうかと悩みましたが、遠方ということもあり、行く気がしませんでした。
それ以外にも、それはやはりステロイドで治療すると書いてあるのです。しかも、かなり厄介であり、なかなか完治が見込めないようなことも書いてあるのです。一生続けなくてはいけないとか、そのうち白内障になる恐れもあるとか、抗真菌薬は飲み薬しかなくて、しかも吐き気などの副作用がひどい、などと書いてあり・・・
それはやだなぁと思って、そんな治療は受けたくないと思っていました。
しかも、もう私にはステロイドは効かなくなっていたし、ステロイドが怖いということも知り始めた時でしたし・・
ということで、もう仕方なく、なんかないのか、とネットや本を調べまくる日々。
すると、目以外の体のアトピーの人で、「肌カビ」ということについて書いてあるサイトをいくつか見つけました。
肌に真菌がはびこるということで、それを殺菌する為にイソジンを塗る方法とか、アロマのラベンダーやティートリー、青森ヒバなどでローションを作ってそれを塗布するとか、持田製薬のコラージュフルフルシャンプーを使う(抗真菌薬が配合されているそう)色々書いてあり、それらを使って症状が良くなったと書いてありました。
しかし、
さすがに私は目なので、目にそういうものを入れるのはどうかと思って、出来ずにいました。目以外の肌ならよくても、目にイソジン入れてもいいものかと。目にコラージュフルフルシャンプーを入れるわけにもいかんしね、さすがにね。
色々な皮膚炎の薬でも、けっこうほとんどのものには注意書きとして、
「目には使用しないでください。」
と書いてあるのですよね。
だから、目に使えるものってあまりなくて・・・
そんな時に、たまたま「はちみつ点眼」という方法を知りました。
2017年の春先(つまり、今から約2年ちょっと前)本屋さんでたまたま、この本を見つけたのです。
はちみつの使い方を色々紹介している本なのですが、なんとたまたま、「はちみつ」を目薬として使うということが書かれていたのです。
なんでも、はちみつは、昔から世界中色々な所で、白内障、結膜炎、角膜炎、充血など、様々な目の薬して使用されて来たというのです。
古代エジプトやインドのアーユルヴェーダ、南アメリカの代替療法でも、ピュアな天然はちみつそのものを白内障や目のケガ、疲れ目などに使われて来たそうで。
現代でも、ベネズエラやメキシコ、ブラジル、ロシア、ニュージーランドなどでも幅広い目の症状に使われているとか。
はちみつには、抗菌作用、抗真菌作用、免疫増強作用、抗炎症、抗酸化作用、細胞増進促進作用があるそう。
よし!これだ!
これなら、私の目にもし真菌がはびこっていたとしたら、やっつけられるかもしれない!
そう思って私は早速やってみました。
この本に紹介されていたように綿棒などにちょっと取って、目に入れてパチパチして見ました。
あ、もちろん、純粋なはちみつ100%のものですよ。
スーパーなどで売ってる安すぎるやつは、成分を見ると「ブドウ糖」とか余計な物が添加されていたりします。そういうのではありませんよ。そういうのではなくて、ちゃんと純粋なはちみつだけのやつですよ。
量としては、米粒2、3粒ぐらいの量です。
なんかちょっと怖いな、目、ベタベタにならないかなぁ、という気もしましたが、もう藁をも掴む想いでしたので、やってみました。
すると、本にも書いてある通り、めっちゃ痛い!
(と言っても、今の目の大爆発の痛みに比べたら屁でもないですが。って、屁とか言うなって。^_^;)
涙がボロボロボロボロこぼれて来ました。
目に入れたはちみつまで一緒に流れてしまって、心配したような「目にベタベタくっついて大変なこと」には全くなりませんでした。
そうすると、あーら、不思議。
さっきまで死ぬほど痒かった瞼と、目の違和感がスーっと消えたのです。
えー!
と衝撃でした。
だって、それまで何をしても、痒くて痒くて死ぬ思いだったのが、いきなりその場で消えたのですから。
これはすごい!
と思って、せっかくだからもっと良いはちみつにしようと思って、ニュージーランドのマヌカハニーを買って、それを点眼するようにもなりました。
暫く(1か月ぐらい)使ったのですが、でも、完治には至りませんでした。
点眼したその時だけはめっちゃ効くのですが、やはり、暫くするとまた何度も何度も繰り返し痒くなるのです。
そして、そのうち、やっぱりダメだと思って、はちみつ点眼をやめたのですが・・・
今にして思えば、こういうことだと思います。
はちみつサンの名誉の為に言っておくと、決して、はちみつが悪いわけではない、と。効かないことは決してない、と。
何がいけないかと言うと、要は、私の中にある薬毒の量が多いっていうことです。
今、もう2年近く(この4月で1年10か月にもなります!)目から汁を出し続けて来てもう確信しました。
かゆいということは、薬毒がすぐそこまで上がって来ているということ。外に出たくて出たくてウズウズしているということなんです。
毎日、毎日、猛烈な痒みが来て、汁が出てスーッと痒みが引いて、また猛烈な痒みが来て、汁が出て痒みが引いてというのを何百回、何千回も経験しました。
とにかく、出ても出ても、まだまだ後から後から、毒素が並んで待っているような状態です。
そんだけの量の薬を私は今まで入れて来たわけです。
在庫の量が多すぎるということです。
それが、何度でも痒くなるということです。とにかく並んでるやつが全員出終わらないと引かないということです。「繰り返す」という表現を使いましたが、実は決して、「繰り返してる」のではなくて、単に「あるだけ出て来る」ということです。
決して、はちみつが効かないわけではない。
はちみつは、涙を出してくれるという「いい仕事」をしてくれていると思います。
尚、西洋医学(病院)では、逆に「出さないようにする」治療をするので治らないんです。充血、目脂、涙、結膜浮腫、結膜下出血など、なんでも出る物を悪いと捉え、何でも出ないように引っ込めるというやり方をします。
今は、私は何もしなくても勝手に汁が出て来るのですが、汁とはつまり、涙と同じような成分だと思います。透明で無臭のサラサラした液体なので、涙みたいなもんだと思います。私の場合、それが涙管からだけでなく、眼球の四方八方から、目の周りの皮膚から出るのです。
というか、涙管だけでは間に合わないほど、涙腺崩壊して、周りの皮膚からも出るということですね。
当時、はちみつ点眼をやってみた頃というのは、極度のドライアイで自力では全く涙とか出ていませんでした。
なぜなら毎日目薬を挿していたからです。
そう、体内に蓄積されて飽和量を越え、出たくてウズウズしているのにも関わらず、出ることが出来ないという状態になっていたわけです。それが痒いという症状となっていたのです。
医薬品(化学薬品)の目薬を20年にも渡り、毎日のようにバンバン挿していたのですから、そりゃ出ないわけです。抗炎症成分のある目薬を挿して、炎症を起こさせなくしていたのですから。
つまり、毒素というものは、体の自浄作用である熱によって溶けて、目脂や涙などの分泌物に乗せて外に排泄されるものなのですが、薬でそれ(熱を出す作用=炎症)を強制停止させていたのですから。
ちなみに余談ですが、よく悲しい場面に遭遇した時に「目頭が熱くなり、涙が止まらなくなった。」とか言いますよね。 それです、それ。 人は涙が出る時はこうして、目が熱くなるんです。気のせいで熱く感じるんではなく、実際に目を発熱してから涙というものを出すわけです。
納得しませんか?
話を戻しまして・・・さっきの話の続きです。
しかも、その「目薬」の毒までどんどん加わってより毒素が濃くなり、痒みもどんどんひどくなるという寸法です。
が、はちみつを点眼したことによって、強制的に涙を出し、そこにせき止められてつっかえていた毒素がぶわーっと出たことによって痒みが消え、すっきりしたのだということです。
白内障を治すと言いますが、やはりそれも納得できます。
白内障も緑内障も目に溜まった薬毒(膿)が固まっていて視界を覆って出て来られない状態。
全く浄化(汁や膿や涙などが出ること。)が起きていない状態。
強制的に涙を出すことによって、それが出るんでしょうね。
充血も結膜炎も、目が重いという疲れ目状態も、結局は目に溜まった薬毒が出られない状態ですので、出ちゃえば治るのもうなづけます。
疲れ目というのは、ほんとは疲れ目ではありませんからね。
なるほどね、と思います。
で、結局、私の目に真菌がいるのかどうかはわかりませんが、でも、結局、仮にいたとしても、それは薬毒があるからであり、真菌だけを一生懸命殺しても治らないということです。
考えても見てください。生ごみに虫が湧いたとして、そこに一生懸命、殺虫剤撒いてもきれいにはなりませんよね。一瞬、その時だけ、そこにいる虫だけ死ぬかもしれないけど、生ごみをそのままにしておいたら、また新たな虫が湧きますよね。
でも、生ごみそのものを捨てちゃえば、いやでも虫はいなくなりますよね。
ですから、体も同じで、毒素(つまりそこに蓄積された薬毒)を捨てちゃえば、つまり、膿や汁と出して体を浄化しちゃえば、(目の場合は目脂や膿や汁や涙などを出るだけ出し尽くせば)真菌はいやでもいなくなるのです。
だから、真菌を殺す目的ではちみつ点眼をしても、今そこにいる真菌だけは確かに死ぬかもしれないけど、やはり、目の中に蓄積した膿類がなくならない限り、また新たな真菌は湧いて来るわけです。
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