トモエデンキの屁の突っ張り

関西では役に立たないことを「屁の突っ張りにもならない」と言いわれますが、そんなブログです。

「高齢者がお住まいのトイレには鍵はいらない」の巻

2024年06月17日 | 店主


トイレに鍵は必要なんですが、時にはこんな弊害があります。




“ トイレに誰も入っていないのにドアが開かない! ”



こんな経験はありませんか


これは、トイレを出るときに室内側から鍵をしたままドアを閉めたからなんですね




このタイプは要注意ですね


トイレから出るときに手が当たりロックの状態でドアを閉めると、入るときにはロックを解除しなければなりません


ドアノブによってはロックをしたままでもドアを閉めることができるからなんですよ

ロック状態でドアが閉まらないようになっていれば良いのですが(ドアを閉めていればロックは可能)


ただし、このような事態になっても室外側からドアノブの部分にコインやマイナスドライバーで回しロックを解錠できるようになってますね


しかし、ご高齢者は説明しても忘れます


今回のお得意様は認知症がでてきているため、トイレのドアが開かなくなると





お客様ご自身でドアノブを壊しますね



そして私に修理依頼が・・・


今回で5回目の呼び出しです


しかたありません、対策として




室内からロックができないように





一部分を折ってしまいます





こうすれば、室内側から間違ってロックしても鍵はかかりません


高齢者の二人住まいなんで鍵をしなくても大丈夫と言うこと


お客様にもご了承いただいてます。


これでドアノブに関しては呼び出しはなくなると思われます


ドアノブに関してはですが(笑)


今回の修理依頼はこれじゃありませんでした。




応接間の扉が開かなくなったと・・・


ご推察の通りドアノブは取り外されていました(笑)


しかし、ドアノブを外しても開かないので私になんとかして欲しいと夜遅くに・・・


翌朝訪問して調べたら、ラッチケース内の破損でした。


なので、レバーを操作してもラッチが引き込まれない


(画像はお借りしています)


隙間からラッチを少しずつ引っ込めてなんとか開けることができました。




最初は昔よくやった針金ハンガーを使ってトライしましたが無理でした・・・





扉が開けばとりあえず分解して




ラッチケースを取り出してみると、中で折れた金具がカラカラと転がって




とりあえず、ドアノブを取付け開け閉めだけはできるようにしといて






ラッチケースがないので手を離せばレバーはぶらぶら状態


後日、ラッチケースを交換させていただきますね


認知症がすすむと色々な弊害がでますが、私にできることは喜んでさせていただきますよ


ほぼボランティアなんですが・・・・



きょうはここまで


つづく