トモエデンキの屁の突っ張り

関西では役に立たないことを「屁の突っ張りにもならない」と言いわれますが、そんな倉敷の電器店ブログです。

「割が合わない修理」の巻

2021年02月07日 | 店主
電気ストーブの修理は、購入金額に対して修理費用が割高になりますから、壊れたら廃棄処分にするケースが多いのですが


今回、修理でお預かりしたのは日立のタテ型電気ストーブ HLH-130K



6年前にご購入いただいた商品ですが、ヒーターの断線で使えなくなりました。

この電気ストーブは

・カーボンヒーターは速暖性に優れており、スイッチONですばやく暖まります。
・さらに遠赤外線だから、からだ全体にジワーと浸透、包みこむように暖まります。
・暖かさひろがる首振り機能
・ストーブの向きが自動60度+手動60度の範囲で変えられる2重首振りです。
・立ったまま操作できる「上面ダイヤル」


と、使い勝手が良く

「できれば直して欲しい」

とお願いされ


メーカーに部品(カーボンヒーター)を注文

入荷した新しいヒーターに交換します。


カーボンヒーターは



ニクロム線ではなく、カーボン繊維を板状に編み込んだ帯状のもの






切れたカーボンヒーター



あちこちのビスを外し分解しますが


かなり面倒くさい(-。-;)


日立さん、もっと簡単に交換できるような構造にしていただくとよろしいのですが・・・・


今回は、エアコンをご購入いただきましたので修理費用はサービスさせていただきます。

通常ですと、

カーボンヒーター ¥3,200-

修理技術費 3,800-

消費税が付き合計7,700-


このぐらいの費用がかかりますから、修理はせず買い替えになるのは当然なんですね



きょうはここまで


つづく