鳥と犬と猫と、ときどき雀

ー鳥2羽と保護犬2匹と捨て猫2匹との生活を綴ったブログですー

保護犬チワワのミルキー、風と枯れ葉と追いかけっこ

2023-12-01 | 犬のこと

寒い日が続き散歩嫌いのミルキーは、「お散歩行くよー」と声をかけるとパソコンテーブルの下へと逃げ込みます。

散歩中も排泄をするたびに抱っこをねだり、ストライキをおこします。少し抱っこをすると歩くのですが、渋々とトボトボと尻尾を下げて ″散歩が嫌いなんだ…よ…″ というのを小さな体で体現しているようです。思わずクスッと笑みがこぼれますが、そのくせ家で排泄ができるかといえばそうではありません。

なので、雨の日も雪の日も風の日もせっせと散歩へ出かけるのですが…。

 

そんな散歩をしていた風の強いある日のことです。

木枯らしに吹かれた枯れ葉がコロコロと音を立ててミルキーの横を転がっていきました。それを見たミルキーは『!!!』とばかりに枯れ葉を追いかけ始めました。いつものミルキーとは別犬みたいに、尻尾をピーンと立てて笑顔で嬉しそうに凄い速さで追いかけます。リードを持っている私がついて行けないほどの速さでした。

その時です。

ミルキーと風と枯れ葉の空間にキラキラと妖精たちの姿を垣間見たのです。「あぁ、ミルキーは妖精と追いかけっこを楽しんでいたんだ!」と理解しました。

 

「妖精」なんている訳ないでしょ。おとぎ話の中のことでしょ。と思いの方もいるかもせれません。

私もシルバーバーチの話から妖精が自然界ととても密接な関係にあることを知った時には驚きました。以前は「ピーターパン」にでてくる ”ティンカーベル” のようなイメージを膨らませていましたし、もちろん空想の世界での話だと思っていました。

 

さて、その妖精についてシルバーバーチは次のように述べています。

「生命というのは無限ですから、無限の形態で顕現しております。人間的存在だけではありません。物質に宿ったことのない高等な存在もいます。

さらに原始霊といって、人間よりは進化の程度は低いのですが、やはり生命力を持った存在がいます。これも無数の分野───植物・動物・鉱物・花・その他───の自然法則の運用に貢献しております。物的現象の背後をご覧になれば、大自然の摂理が見事に重なり合いながら、完ぺきな調和と協調関係が保たれていることがお分かりになります」  シルバーバーチ最後の啓示

 

この言葉だけを読むと何のことを言っているのかが分かりませんが、無限の生命形態の中には物質(肉体)に宿ったことのない高等な存在や進化の程度が発達していない原子霊のような存在がいるということです。目に見えなくても、そうした存在者があってこそ地球は運行し維持され進化していくのです。

スピリチュアリズムの知識では高等な存在とは天使のことを指しており、原子霊とは妖精のことを言ってますが、妖精は天使の手足として植物や動物、鉱物、自然現象の法則の運用に貢献をしている存在です。

妖精は自然界の創造、運行、維持、進化のために働いているということです。(*1)

 

以前、妖精と農作物や植物とは深い関係があると学んだことがあります。人間が丹精を込めて育てる愛に妖精が反応して、その人間に応じた摂理の働きかけがなされるそうです。作物を作っている方々の周りにはたくさんの妖精が農作業を一緒にして、野菜や果物を品質よく美味しく実るように働きかけているのかと思うと、とても身近な存在なのだと分かります。毎日食べる野菜や果物もきれいに咲いている花々もより輝いて見えます。

春には新芽がでて夏には緑が茂り秋に紅葉し冬には葉を落とす植物も神の摂理によって巡っていきますが、そこにも妖精たちの働きがあるのだと思います。神の創造の御業の実行者としての天使や妖精の働きが見えてきます。湧きます

 

また、雨や風、雪や台風などの自然現象にも関りがあります。

自然災害などで大きな被害がもたらされると妖精が悪い影響を与えているかのように感じますし、災害がおきなければ良いという思いも湧きますが、それも地球の進化のための現象であるのです。

46億年前に惑星がぶつかり、だんだんと大きくなって誕生したマグマの海に覆われていた地球が、現在のように水と緑の星になったのも天使や妖精の働きがあってのことですし、進化の途上の地球は、これからも天使や妖精たちの力でさらに進化した星になっていくのです。その過程において自然現象は無くてはならないものということです。

 

そして妖精は動物にも関りがあるのですから、ミルキーと妖精が追いかけっこをしていたのはその通りであると納得しますし、ソイやミルキーを譲渡していただいた「保健所の成犬・猫の譲渡を推進する会」や全国にある真摯な保護犬や保護猫の活動に携わっている団体にも、動物を大切にお世話している人たちの周りにも妖精たちが摂理を通して働きかけているのだなと想像します。

それは野生で過ごしている動物たちも同様です。

人間も動物も植物も鉱物も自然現象も見えない存在があってこそ維持されているのです。複雑に摂理が重なり合いながらも調和されている地上世界に神の叡智の見事さを感じます。

 

人間はとかく自分たちが万物の霊長と思っていますし、自分たちが何もかも進めているかのように思っていますが、霊的な存在者があってこそ摂理は働き我々の生活は維持され保たれているのです。

私たちの周りには人間霊ばかりでなく天使や妖精が取り囲み様々な現象が起きているのですが、その全てが神の愛の顕れであり神によって私たちは守られているのだと思います。

 

ミルキーの行動に、自然界に暮らす野生の鳥や動物の姿に、風や雨、雪などの自然現象に、季節によって変化していく木々や花々の変化に、毎日食べる食事の美味しさに…そのいたるところに天使や妖精たちの姿が、それを創られた神の姿が溢れています。

神や目に見えない霊界の存在者たちを様々な現象を通して身近に感じながら、協調関係を結べるような毎日を過ごしていきたいと思いました。

 

これからもっと寒くなり散歩に行くのを嫌がるミルキーが、妖精たちに守られて元気に楽しく散歩ができるといいなぁ…と秘かに思っています。

 

 

 

 

 

 

(*1)  「関東シルバーバーチの会」という、「シルバーバーチの霊訓」を学ぶ読書会のメンバーが「あいのしんこと舎」を設立し、自費出版にてスピリチュアリズムの知識を分かりやすく絵本にしました。

絵本は全部で「コトとシンのうちゅういちたのしいおはなし」     「コトとシンの10のどうして?」     「コトとシンのうちゅういちたいせつなおはなし」    「コトとシンのうちゅういちすてきなおはなし」

「コトとシンのうちゅういちふじぎなおはなし の五部作です

どの絵本の中にも天使や妖精の存在が背景に隠れていることを想像しながら読むことができます。子どもたちの想像力を膨らませる素敵な絵本です。

絵本は英語版、中国版もあります。ご興味のある方はぜひ「あいのしんこと舎」のホームページへ足を運んでみてください。

 また、読み聞かせ動画のあいのしんこと舎チャンネル 」からは、コトとシンシリーズの全巻を見ることができます。心に響く語りと可愛い絵とバック音楽(オリジナル曲)が心を和ませてくれます。

 

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