鳥と犬と猫と、ときどき雀

ー鳥2羽と保護犬2匹と捨て猫2匹との生活を綴ったブログですー

保護犬チワワ・ソイの気持ち2

2024-09-15 | 犬のこと

保護犬チワワのソイは大好きなお姉ちゃんが嫁いだことでストレスを抱えるようになりましたが、そのソイに更なる転機が訪れました。

大好きなお姉ちゃんが小さな赤ちゃんを連れて里帰りしたのです。

 

私たち家族の動物の反応予想では、ソイは焼きもちを焼くか拗ねてしまうのではないか。

ミルキーは無関心だろう。

ウニは怖がって寄ってこないだろう。

シッポナはフレンドリーに隣で寝るのではないか?というものでした。

 

実際にはというと…ウニとシッポナは興味はあるものの側にいくのを憚り、遠目で見ていました。そして日を追うごとに、その距離は縮まり2w後には頭や足の臭いを嗅ぐまでになりました。2匹ともに赤ちゃんに手を出したりすることはありません。興味津々と見ています。

ミルキーは予想通り無関心で、いつものように日常を送っています。

そしてそしてソイはというと、意外にも赤ちゃんを守る姿勢に入りました。

 

赤ちゃんが来て間もなくベビー布団で寝ている時のことです。小さな可愛い足がポロンと出ていると、側にあった掛布を鼻で掛けようとしています。犬は砂を掘り物を埋める行動をしますが、砂をかける行動に近いものです。

動画にとって親しくさせていただいているドッグトレーナーさんに見てもらうと…、ソイは赤ちゃんを見守りに入っているとのことでした。

気をつけることとしては、この行動をしている時にそのまま褒めずに「おいで~」と呼び寄せて褒めてあげること。そのままヨシヨシ、またこの行動をしているときに赤ちゃんを抱っこしようとしたりすると、守ろうとして銜えて連れて行こうとしたり、手を出した人に噛みつくかもしれません。

呼び寄せて来たら「ありがとう」と褒めてあげるとエスカレートするのを防げます、とのことでした。

 

大好きなお姉ちゃんの大切な赤ちゃんは、ソイにとっても宝物なのかもしれません。

 

ずっと以前に飼っていた雑種犬の「カブ」は、散歩時に落ちているボールを見つけては銜えて家に持ち帰り庭に穴を掘って埋めていました。そういえば…歯磨きガムも穴を掘って埋めていたことを思うと、宝物は大切に見えないように隠そうとするのかもしれません。

 

さて、ソイの見守り行動は布団を掛けてあげるにとどまらず、側で寝る、誰か(主に娘の夫と私の夫と息子…男性)が来ると吠える、誰も赤ちゃんの側にいない時に心配そうにジッと見守る…などなどです。その姿は微笑ましいの一言です。みんなをほっこりさせ笑顔にしてくれます。まるで守護神のようです。

 

そんなソイの姿から、私たち人間も一人ひとりに守護霊が地上人生を導き、援助し見守ってくれていることを思い心が温かくなりました。

地上人生を始めたばかりの赤ちゃんにも守護霊が側でソイのように見守ってくれていることを思うと、今生を守護霊と一緒に価値あるものになるようにと祈りの思いが湧いてきます。

 

その守護霊についてシルバーバーチは次のように話してくれています。(*1)


「各自に守護霊がいることは事実ですが、ではその事実を本当に自覚している人が何人いるでしょうか。自覚がなければ、無意識の心霊能力をもち合わせていないかぎり守護霊は働きかけることはできません。霊の地上への働きかけは、それに必要な条件を人間の方が用意するかしないかに掛かっています。霊の世界と連絡の取れる条件を用意してくれれば、身近かな関係にある霊が働きかけることができます。よく聞かされる不思議な体験、奇跡的救出の話はみなそれなりの条件が整った時のことです。条件を提供するのは人間の方です。人間の方から手を差しのべてくれなければ、私たちは人間界に働きかけることができないのです。」   シルバーバーチの霊訓2


「私はいつも思うのですが、地上の人々、中でも特に霊的知識を手にされた方が背後霊の存在を実感を持って認識してくだされば、どんなにありがたいことでしょう。地上の愛する者へ無益な害が及ばないようにかばい、守り、導いている霊の姿を一目ご覧になることができれば、と思うのです。」   シルバーバーチの霊訓10


「両者の関係がどこまで親密となるかは、地上の人間の霊的成長しだいで決まることです。守護霊の働きかけをまったく甘受できない場合は、霊力を使用して外部環境から操作せざるをえません。意識的協力が不可能な場合は、無意識のうちにでも協力関係を持たねばなりません。霊界からの働きかけは霊的にしかできませんから、いつどこであろうと、条件が揃った時にその影響力が届けられるように配慮するわけです。」   霊的新時代の到来


このシルバーバーチの言葉から、地上人生を見守り導いてくれる霊的存在が人間の一人ひとりにいることを知ること、自覚することの大切さが分かります。そういう意味で多くの人が守護霊の働きかけを受けることができていない、または分からないのだと思います。

私にしてもシルバーバーチの語る霊的真理を知る以前は、自分に守護霊がついて地上人生を導いてくれているなどとは夢にも思っていませんでした。

が、人間側から意識をむけることで働きかける条件をつくることを知ったのですから…常に意識を向け、語りかけ、問いかけていきたいと思います。

守護霊は今も私たちの側で無益な害が及ばぬように細心の注意を払ってくれているのです。

心が温かくなります。

困った時には守護霊に意識をむけて指導を仰ぎたいと思います。

 

人間関係でもそうですが、どちらかがアクションを起こさない限り双方が繋がるきっかけはありません。霊界との絆も同じで、そのきっかけを作るのは人間なのです。

そしてシルバーバーチの言葉が広く世界に広がることで、多くの人が守護霊の働きかけを受けながら地上人生を霊的成長できるように過ごしてほしいと思います。

 

またシルバーバーチは、守護霊との絆を強くするための方法を教えてくれています。それは人間の霊的成長にかかっているというのですが、霊的成長とは何?と思う方もいることと思います。

 

霊的成長とは、自分が肉体だけの存在ではなく本質は霊的存在であること、神から神性という無限の属性を付与されていること、それは自分だけではなく全ての人が同じ神の子で霊的な同胞であることを確信することです。

また今私たちは、死後の世界・霊界での永遠の生活のために地上で神から授かった神性を開発し、霊を成長させるために過ごしているということを確信すことも霊的成長の指標です。

そして神の摂理がこの宇宙をくまなく規制し、狂うことなく働いている事実を信仰し、守護霊の存在をはじめ亡くなった身内の霊や親しい霊たちがいつも見守り援助してくれていることも信じて地上人生を過ごすことだと私は思います。

 

そう確信することで地上的視野が一変し、霊が優位になり、正しく愛を発露でき、苦しみを正しく対処し、神や霊界との交わりも強固になっていくのだと思います。(*2)

これからも常に守護霊や親しい霊たちへ意識をむけ、感謝し、問いかけ指示を仰ぎ、霊的存在として愛ある生き方をしていきたいと思います。

 

 

 

 

(*1)「シルバーバーチの霊訓」は、スピリチュアリズム・ブックスから購入できます。
 
(*2)「関東シルバーバーチの会」という、「シルバーバーチの霊訓」を学ぶ読書会のメンバーが「あいのしんこと舎」を設立し、自費出版でスピリチュアリズムの知識を分かりやすく絵本にしました。

絵本は全部で「コトとシンのうちゅういちたのしいおはなし」     「コトとシンの10のどうして?」     「コトとシンのうちゅういちたいせつなおはなし」    「コトとシンのうちゅういちすてきなおはなし」

「コトとシンのうちゅういちふじぎなおはなし の五部作です

絵本の中に守護霊については描かれていませんが、コトやシン、おじいちゃんの言動の背後には守護霊の存在があります。全ての絵本の中から、守護霊を感じながら読んでいただけたなら心は温かくなり、地上人生を価値あるものにできる助けになると思います。

絵本は英語版、中国版もあります。ご興味のある方はぜひ  AinoShinKotoSha STORE(English・简体中文)のホームページへ足を運んでみてください。

 また、読み聞かせ動画のあいのしんこと舎チャンネル 」からは、コトとシンシリーズの全巻を見ることができます。心に響く語りと可愛い絵とバック音楽(オリジナル曲)が心を和ませてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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