ケア・ナーシングロード我が路を行く★ホワイトエンジェル

介護・看護・医療・福祉どれもとっても大切な内容だけど、解りにくい介護施設の現状や病院スタッフの本音などを載せます。

看護計画:アセスメントがしっかりと見えるもの・・・

2011-05-01 15:54:02 | 大きな独り言
 一人の看護してしての私は「告知」を受けるべきものと、捉えている。

もちろんナイーブな方で自分は病名が判っても知りたくないという方もいます。

それはそれで自分以外の家族にも伝えておかなければならないと思います。

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 昨日の続き・・・私の受け持っていた40代男性は「急性骨髄性白血病」と診断されたが
奥様の希望で病名を告げられることなく外来からそのまま緊急入院になったケースでした。
 ご本人は入院している病棟の雰囲気・病棟名(血液内科病棟)・他患者の話し・状況から
自分の病気は「予後の良いものではない」と疑心暗鬼になっていました。ここで以前にも書いたメンタル面のサポートはおいておいて社会性を重視した計画、そこから結果、メンタルサポートに繋がっているということが感じとていただけたらいいと思います。計画は入院先から歩いていける距離(徒歩15分くらい)の会社に行きデスクを確認し必要な申し送りをする。と言うものでした。
 主治医・担当看護師に計画内容を報告し、奥様に状況を説明した。告知には大反対をしていたが残された時間をと言う先生の言葉に後押しされて看護学生の立てた計画に便乗していただいた。ご本人は一人で会社に行く・会社では1時間ほしい。この2つが希望であった。実際に先生や看護師さん・奥様の了解を得て見事外出ができました。これが告知できていたらここまで細かくしなければならないのかなと正直学生の時は単に奥様の「えご」でしょう。とまで考えていました。

本当に難しい問題ですね。避けては通れない課題です。
先日も当社の訪問看護STでお受けしていた方はお子様が二人いらっしゃる30代男性でした。
告知はお母様の希望でできておらず最期まで知ることなく幼い娘さん二人とさよならの時を分かられて過ごすこともなく永眠されました。
私たちはやはりその時々で、一生懸命考え答えを出していかなければと思います。

 さて、今朝はご利用者様の件で5時半過ぎに電話をもらい緊急対応をしていました。
またその件について載せたいと思います。   
                  じゅん・・・少々くたくたです。


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