ようやく旅行記も最後にたどり着けましたこの日は楽しみにしていた日産の九州工場(福岡)見学食品工場も好きだけれど、自動車工場は最先端の技術がや工夫が見られて興奮します
予約メールを印刷したものを家に置き去りにしてきてしまったため集合時間がわからず、さらに日産の夏休みだったため、夏休み明けに電話して問い合わせ。10時からの見学を申し込んでいたのですが、集合は10分前の9:50とのことでした。前日に場所を調べていた夫に集合時間を聞かれて伝えると、「近いから9時に出れば余裕」と夫。当日、のんびりホテルの朝食に行き、のんびりジャンボくんが食べるのに付き合い、「あれ?なんかいつもよりのんびりしてる?」と違和感を感じながらも、そんなに近いということなのだと思っていました。
結局出発したのは9:10頃。片側1車線の道はかなり混んでいて、なかなかスムーズに進みませんでした。 そこで夫が「集合時間何時だっけ?」と言うので「10:00からの回で、集合は9:50」と答えると…まさかの「間に合わない。」ええええ~この旅行の〆であって、今日はそれしか予定がないのにA型の夫にしては珍しいことですが、10:30からと勘違いしてしまっていたそうです
そこからルート変更して、高速に乗ったはいいのですが、分岐点がわかりづらくて違う方面に行ってしまい、いったん高速を下りて戻ったり、カーナビが最寄りの出口を把握していなくて通り過ぎてしまい、次の出口は9km先となったりして、せっかくギリギリ間に合いそうだったのに、ミスとハプニングの重複により、手に汗握る夫の努力むなしく工場に到着前に10時になってしまいました
その間、電話がかかってきていたようですが気づかず本来なら遅刻する旨を事前にこちらから連絡するべきでしたが、どうせ懇願しても冷たく丁重にお断りされるだろうと思っていて、凹みの上塗りをしたくなかったのであえて電話しませんでした。でもとりあえず、ツアーには参加できなくても一部見せてもらえる場所があるかもしれないと、工場まで行ってみました。入口がよくわからず、警備員さんに「見学の予約したんですけど遅刻しちゃって…」と言うと、「まだ間に合うかもしれないから」と見学者用の入り口を教えてくれました。
その言葉に一縷の望みをかけて、さらにちょっと迷って到着すると、案内役の男性が出迎えてくれました。事情を話して謝罪すると、すぐに対応してくれて、予約時にはなかった10:30の回の案内をしてくれました。遅刻者用の特別回?他にも何組もいました。ふと時計を見ると10:25でした日産様、神泣いて東京に帰るところだった私たちを迎え入れてくれてありがとうございます次の買い替えは日産に…するかはわかりませんが、少なくとも企業イメージうなぎ上りです(しかも「ご来場お礼」メールまで頂きました)
ここで作っている車は、セレナ、ティアナ、ノート、エクストレイル、ムラーノ、ローグ
日産工場もトヨタ工場同様、バスで敷地内を案内してくれて、工場の上には見学者用通路がありました。日産がすごいと思ったのは、完成して納車間近の車の上を通ったり(悪意のある人が物を投げたら簡単にヒットする距離でヒヤヒヤしました)、走行テストをしているところを見せてくれたり(トヨタでは見られず)したところ。それにこの日は「特別に」、普段は見せることのない、船で出荷する前の車をずら~っと並べた港まで回ってくれて、圧巻でした
ジャンボくんはと言えば、喜ぶかと思いきや、何やら不機嫌顔でダラダラと歩き、集団から遅れてばかり。理由を聞いてみたら、「もっとみたい~」とのこと。そっか、そうだよね、1時間半の見学であちこちを見せてくれようとして次々と案内してくれるけれど、好きすぎて、おもしろすぎて、1日かけてでもじっくり見たかったよね
見学終了後、冷えた水を頂きましたそのふたに注目
集合・解散場所のゲストホールには簡単な展示がありました
ハンドルの仕組み。わかりやすい
ブレーキの仕組みに、ほぉ~
将来は電気自動車だらけになるのかなぁ…
最後に1人1台、トミカの限定ミニカー、リーフを頂きましたジャンボくん大喜び
1日目、九州を眺めた壇ノ浦が関門海峡の向こう側に見えますこの後、名残惜しみながら九州を後にしました
普段車で出かけても、車窓からの景色(特に車)を飽きずに見ているジャンボくん。今までの旅行では移動中はかなりの割合で寝ていたのですが、さすがにそうそう寝なくなってきて、ずーっと高速だと飽きてしまうようでしたそこで、親指相撲をしたり、グリンピースやいっせーのせ(上げた親指の数を当てるもの)を教えたりしました。それでももたなかったので外を見させようと思い、通り過ぎたり抜かしたりする車のナンバーを種類別に数えてどっちが多いか比べる遊びを考えましたちなみに夜間はやはり業務用トラックが多くて、緑224対白194でした(←ジャンボくんはそれも飽きて途中で脱落し、私が1人で数えました)
午前3時、約13時間かけて無事帰宅置き去りにした予定表がテーブルの上で11日間待っていました
ミスというのは、最初に食い止められれば発生しないもの。わかっていると思っても、しつこく確認するべきだということを、始めと終わりに反省することになった旅行でした10泊11日(3時着なので正確には10泊12日)で合計約3,000km走りました