●コロアン島
コロアン島まで結構遠くてタクシーで30分くらいかかった。
でも76ドル(約1,140円)は安い!
コロアン島は2人にとって、特に思い入れのあるところなので、テンションが上がってきた。
韓国ドラマ「宮(クン) Love in Palace」の最終回を撮ったロケ地なのだ。
Mさんに勧められて「宮」を見始めたら、おもしろくてはまってしまったのはいいけれど、旅行出発までに最終回を見られそうになかったので、最後は寝る間を惜しんで必死で見た。
なんとか間に合って、出発前日までに最終回を3回も来て、ロケ地を完全に覚えることができた。
<コロアン島の公園>
タクシーを降りたところが、いきなりロケ地の公園だったので2人で歓声を上げてしまった(笑)
この公園はシン君とチェギョンがエッグタルトを食べたところなのだ。
<ロード・ストーズ・ベーカリー>
<エッグタルト>
公園のすぐそばにエッグタルト発祥のお店「ロード・ストーズ・ベーカリー」があって、行列ができていた。
私たちも行列に並んで、1個7ドル(約105円)のエッグタルトを4個買った。
外側のパイ生地がサックサクで、中のカスタードがとろ~っとしてて、甘すぎずめちゃくちゃおいしい(^^)
普段こういうものは一度に1個しか食べられないけど、あっという間に2個食べてしまった。
<海辺のベンチ>
<聖フランシスコ・ザビエル教会>
海沿いの遊歩道には大きな菩提樹とベンチが交互に並んでいて雰囲気がある。
シン君とチェギョンが結婚式を挙げた黄色い教会「聖フランシスコ・ザビエル教会」の見えるベンチが空いていたので、2人でドラマのシーンを熱く語りながらエッグタルトを食べた。
<聖フランシスコ・ザビエル教会と教会の中>
実際、2人の結婚式シーンで使った教会は、ここではなく、どこか他の教会のようだ。
残念ながらその教会は分からなかった。
<チェギョンが働いていた図書館>
<2人が感動の再会をした図書館前>
<2人が食事をしたレストラン>
興味のない人にはどうでもいい写真ですみません(笑)
宮のロケ地を夢中で見ていたら、うす暗くなってきたので、そろそろ帰ろうという時に、私たちはハッとした。
コロアン島は結構田舎で、夕方になると流しのタクシーが全然走ってないのだ。
1台くらいは来るだろうと淡い期待を持ちながらしばらく待ったけど、全然来ない。
真剣にヤバイと思い始めた頃、バス停に救いの黄色いバスが現れた。
駆け寄って運転手さんに英語で「タイパ島へ行くか?」と聞いたけど、全然通じなかった。
このバスを逃してはいけない!と必死で地図を見せて指さしたけど、それでも通じない。
<親切なおじさん> ぼけてますが・・・
すると、このおじさんが「タイパ島へ行くよ。」と助けてくれた。
急いで乗り込んだら、すぐ発車したのでホッとした。
最初にお金を払うシステムみたいだけど、運転手さんも助けてくれたおじさんも何も言わないので、Mさんと「降りる時に払おう。」と話した。
助けてくれたおじさんは日本で働いたことがあるそうで、いろいろ話しかけてきた。
<ベネチアンホテル>
タイパ島はホテルの建設ラッシュで、あちこちで高層ホテルが建設中だった。
バスはタイパ島のベネチアンホテルまで戻ってきたので、そろそろかな~と思っていたら、どんどん中心部から離れていった。
●Mさんの悲劇(笑)
バスはコロアン島を出発した時ガラガラだったのに、タイパ島でホテル建設の労働者がどんどん乗ってくるので、あっという間に車内はぎゅうぎゅう詰めになってしまった。
運悪く通路側に座っていたMさんは、汗臭い労働者たちに半分覆いかぶされている状態だった。
おそるおそる見上げると、なんとMさんの頭の上に、吊り革を持った労働者の脇がある!
Mさんは私の方へ身体を寄せ、カーディガンで鼻と口を押さえ、眉間にしわを寄せ、クサイと耳打ちした。
私はおかしくて吹き出しそうになったけど、彼女は相当つらかったと思う。
車酔いの上に臭いのだから・・・。
どんどん中心部から離れていくのでどうしよう、どうしよう!と思っていたら、タイパ島のマカオ空港に着いたので、ここで降りてタクシーに乗ろうと決めた。
でも降りる人がいないので、私たちは全く身動きが取れない状態だった。
空港を出るとマカオ半島へ渡る橋の方へ向かっていったので、もうあきらめてマカオ半島のどこかで降りて、またタクシーでタイパ島へ戻ろうと決めた。
タイパ島のレストラン「アントニオ」の予約は20時なので、時間はたっぷりある。
するとバスは橋を渡らず、またぐるぐる走って、なんと再びタイパ島の中心部に戻ってきたのだ。
なんて複雑なルート!
車内はまだ身動きがとれないほど混んでいたけど、今度こそ降りなければ!とMさんは思ったらしく、立ち上がって「降ります!降ります!」となぜか日本語で叫んだのだ(笑)
普段、物静かなMさんからは想像できない大声だったので、私はおかしくて必死で笑いをこらえていた。
でもまだ降りるところではなかったようで、例の親切なおじさんが、姿は見えないけど、「つぎ、つぎ!」と日本語で叫んでくれた。
Mさんがもう一度座ると、やっと座れると思っていた労働者ににらまれてしまった(*_*;
<タイパ島の広場>
次のバス停で親切なおじさんと一緒に降りることができ、40分にも及ぶMさんの悪夢は終わった。
1時間以上走ってたような気がするほど長かった~!
それにしてもコロアン島のバス停でこの人に助けてもらわなかったら、今頃どうなってたんだろう。
マカオもいい人が多いな~。
そういえば、降りることに必死でバス代払ってない!
運転手さん、ごめんなさい(-_-)
●アントニオレストラン
<エントランス>
<店内>
アントニオは小さなかわいいレストランで、アズレージョ(装飾タイル)の壁がポルトガルの雰囲気をかもし出している。
ここは「宮」の最終回に登場したアントニオの実際のお店で、ガイドブックや複数のブログに、美味しいポルトガル料理レストランと書かれている。
<ポルトガル料理>
勧められたポルトガルワイン「Quinta da Murta BUCELAS 2006」、210香港ドル(約3,150円)は美味しかったけど、料理はガイドブックなどで絶賛しているほどではなかった(^-^;
某航空会社のCAさんがブログで、「マカオに行ったら必ず行くレストラン」なんて書いてあったけど、あまり期待しすぎちゃいけないなと勉強になった。
●セレブな香港人ファミリー
ここで印象に残っているのは、料理より素敵な香港人ファミリーのこと。
隣のテーブルに老若男女の8人グループが座った。
結構男前のしぶいお父さんが、私たちに「そのワイン美味しい?」と声をかけてくれたことをきっかけに会話が始まった。
女優さんのようにきれいでスタイルのいいお母さんが小声で「どうしてこのお店は日本人が多いの?」と聞いてきたので、「ガイドブックに載ってるから。」と答えたら納得された。
美男美女のご両親と、そうでもない(笑)息子さんは香港のセレブファミリーのようで、ベネチアンに泊まっていて、息子さんはヨーロッパに留学していたそうだ。
名刺を交換したり、写真を撮ったりして、メールで写真を送ることを約束して、私たちは先にお店を出た。
●知心按摩中心
夕食後、マカオタワーの展望バーで夜景を見ながら飲もうと思っていたのに、残念ながら貸切パーティーのため入れなかった。
あきらめて今度は足つぼマッサージへ。
ガイドブックに載っているので、お店は日本人観光客が多かった。
本格的な足つぼマッサージではないので、それほど痛くなくて気持ちよかった。
チップをあげて帰ろうとしたら、2人の女性はひそひそと話をして、「もう少しくれ。」と言ってきたのだ!
適正なチップをあげたつもりなので、「ごめんなさい。」と言ってお店を出た。
せっかくいい気持ちだったのに、ちょっと気分が悪くなってしまった。
日本人の観光客がたくさんチップをあげるんだろうな。
●ロックスホテル
<室内>
<かわいいバスタブ>
今日はホテルにチェックインせずにマカオ観光に出かけたので、初めて部屋に入る。
ロビーもかわいかったけど、部屋もかわいいインテリアで、猫足のバスタブに感動(^^)
でも使いにくいのよね(笑)
結局、疲れ果ててシャワーだけで寝てしまった。
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