旅・ふ・る Tabi Full

香港&マカオ 2日めー1

~2008年11月02日(日)~

●糖朝



6時半に起きて、早めにチェックアウトする。
今日は日本でも人気の糖朝で朝食をとって、そのままフェリーでマカオへ行くので、荷物と一緒にタクシーでホテルを出発。

<糖朝の店内>



私たちは運よく座れたけど、しばらくすると満席になって行列もできてきた。

<あわびとホタテのお粥>



こんな美味しいお粥、初めて~(> <) 140香港ドル(約2,100円)

<タピオカメロン> 20香港ドル(約300円)



<マンゴープリン> 22香港ドル(約330円)



どちらも感動のおいしさ♪

●日本人グループ来店

しばらくすると、日本人の団体客がどやどや入ってきて、私たちの隣に女子大生風のグループが座った。
ツアーなのでメニューが決まっていて、お粥と揚げパンのようなものを食べている。
いつまで経ってもスィーツは出てこない。
糖朝でスィーツを食べないなんてもったいない!と思ったけど、ツアーなら仕方ないね。
でも人気のマンゴープリンを食べたいに決まっている!

彼女たちは、なぜか無言で食べながら、時々こちらのテーブルを見るので、私たちは遠慮気味に「めっちゃおいしいな~。」とささやきながら食べた。
そのうちに、ガイドさんが迎えに来て、団体さんが去ったので、私たちは気兼ねなく食べることができた。
たぶん彼女たちは自由時間にマンゴープリンを食べに来るだろうな(笑)

●ちょっと感動したこと

朝食が終わり、糖朝からタクシーでマカオ行きのフェリーターミナルへ向かう・・・つもりだったけど、ドライバーさんが「フェリーターミナルはすぐそこだから、歩いて行けるよ。」と親切に行き方まで教えてくれた。
一旦後ろに乗せたスーツケースを出してくれて、私たちが交通量の多い広い道路を渡りきるまで見ていてくれて、大声で「気をつけて!」と言ってくれたのだ。
ロン毛の若い青年だった。
黙って乗せて、少し遠回りすればごまかせるのに、なんていい青年なんでしょう。
誠実で親切な青年に感動して、香港がもっと好きになった。

●マカオ行きのファーストフェリー

<船内>



マカオ行きファーストフェリーの切符売場はビルの2階だった。
窓口で9:30発の切符を買う。
全席指定で、2等片道148香港ドル(約2,220円)。
出国審査、荷物検査を受け、ゲートへ。
乗り物に弱いMさんが「揺れるかな~。揺れるかな~。」と心配そうに何度も言っている。
この日は曇りで、風が強く波が高くなりそうだったので、かわいそうだった。
Mさんは既に酔い止め薬を飲んでいて、フェリーに乗るとすぐにアイマスクをして寝る態勢に入った。

ファーストフェリーの座席は飛行機のビジネスクラスくらい広く、クッションもやわらかいので乗り心地はよかった。
2階のデラックスシートなら揺れは少ないかな~と思い、スタッフに聞くと「2階の方が揺れる。ここが一番揺れないよ。」というので我慢することにした。
マカオまで約70分、結構揺れて、手すりを持ちながらトイレに行かないといけないくらいだった。
Mさんは本当に寝ているのか、揺れに耐えているのか分からないけど、ずっとアイマスクをしていた。

●マカオ到着

<マカオのフェリーターミナル>



マカオ到着。Mさんは思ったより元気そうで安心した。
マカオの入国審査はとても混んでいた。
特に中国人の多い列はいっこうに進まない。
ターミナルで、翌日のマカオ12:30発⇒香港空港行きのターボジェットの切符を買っておく。
2等で235香港ドル(約3,500円)

●マカオのホテルへ

<送迎バス>



ターミナルを出ると各ホテルへの無料送迎バスが並んでいた。
派手なMGMホテルなどのバスを横目に私たちのバスを探すと、地味な普通のマイクロバスが停まっていた。
今晩泊まる「ロックスホテル ROCKS HOTEL」はフェリーターミナルに近いフィッシャーマンズワーフにあるので、バスで5分くらいだった。

ロックスホテルはまだ新しく、おしゃれなプチホテルで、フロントの対応もよかった。
まだ早くてチェックインできなかったので、スーツケースを預けて、観光に出発。
中心部のセナド広場まで、約15分、20香港ドル(約300円)。
安っ! マカオは香港より物価が安いんだね。

●セナド広場

<おしゃれなマクドナルド>





世界遺産のセナド広場は観光客で溢れかえっていた。
旗を持った団体客も多い。
かわいい西洋風な建物が多く、マクドナルドもおしゃれ。

<聖ドミニコ教会>



<雰囲気のある路地>



<リアルセナド>

ポルトガルのアズレージョ(装飾タイル)がきれい!





●牛乳プリン

<義順牛奶公司>



<牛乳プリン>



セナド広場界隈を一通り歩いた後、牛乳プリンで有名な「義順牛奶公司」に入る。
行列を覚悟していたけど、タイミングよく1つだけ小さなテーブルが空いていてすぐ座れた。
牛乳プリンと卵プリンを1つずつ注文。
牛乳プリンはおいしかったけど、卵プリンはうすい茶碗蒸しのようだった。
牛乳プリンは16香港ドル(約240円)、卵プリンは12香港ドル(約180円)。

●水茶軒

<店内>





<お茶のテイスティング>



セナド広場近くの中国茶と茶器のお店「水茶軒」へ。
このお店はアンティークな家具や茶器が展示されている「文化会館」の中にある。
中国らしい雰囲気の中、中国茶のテイスティングができる。
アンティークな茶器は高すぎて手が出なかったけど、お土産のお茶を少し買ってお店を出た。

●福隆新街



歩いて福隆新街へ。
ここは昔、遊郭が並んでいた通りで、白壁に赤いドアや窓枠の建物が規則正しく並び、映画のセットのようだった。
あまりテレビやガイドブックで取り上げられないところだけど、赤と白のコントラストが強烈で、印象強く残っている。
今は飲食店などが入っていて、行列のお店が多かった。

●聖ポール天主堂跡



マカオと言えばここ!聖ポール天主堂跡です。
曇っているので暗いのが残念。

<天主堂の展望台から>



天主堂2階の窓のところまで登ることができ、下の広場とマカオ市街を一望できる。
昔来た時はなかった、「グランドリスボア」の変わった形のタワーが見えた。

<天主堂前広場のおしゃれな建物>



小腹がすいてきた。
天主堂のふもとにエッグタルトで有名な「カフェ・エ・ナタ」があり、行列ができていた。
列に並びたいところだけど、後で、コロアン島のエッグタルト発祥のお店「ロード・ストーズ・ベーカリー」で食べるので今は我慢我慢!

●中国茶専門店「英記茶荘」





タクシーでマカオ最古の中国茶専門店「英記茶荘」へ。
マカオはタクシー代が安いのでつい気軽に乗ってしまう。
でもこのドライバーさん、道を間違えてぐるぐる走り、どこを走っているのかさっぱり分からなくなってきた頃、やっと到着した。
タクシー代が安いのでそれほど気にならないけど、少しまけてもらった。

いかにも最古という雰囲気の店構えにテンションが上がる。
創業以来使っていると思われる、年期の入った大きなお茶缶から、好きな分だけ量り売りしてくれるのだ。
菊の花と烏龍茶のミックスや、金桂花(金木犀の花)と烏龍茶のミックスなど、なかなかの味だった。
私はアンティークな急須に一目ぼれして150香港ドル(約2,250円)を130香港ドルに値切って購入(^^)

●犬の足跡





トイレとタクシーに乗るため、近くの「ソフィテル・マカオ・アット・ポンテ16」まで歩く。
途中、歩道にたくさんの犬の足跡を見つけた。
マカオではコンクリートが乾くまで柵をしないのだろうか(笑)
犬の足跡がデザインのようにくっきりしてておもしろい。

<ソフィテル・マカオ・アット・ポンテ16>



ソフィテルホテルは2008年オープンのとってもゴージャスなホテル。
私たちの格好はカジュアルすぎて浮いていたので、トイレだけ済ませるとさっさと出てタクシーに乗る。

●世界遺産「媽閣廟(まこうみゅう)」





次はタクシーでマカオ半島南端の世界遺産「媽閣廟 まこうみゅう」へ。
古い中国寺院で、聖ポール天主堂跡と並ぶマカオの人気観光スポット。
広場の石畳も世界遺産。

<渦巻き状のお線香>



みんながやっているのを真似して、長い線香を一束(20本くらい)買い、参拝することに。
境内のあちこちに設置されている参拝場所に2~3本ずつ立てて、順番にお祈りをするのだ。
3ヶ所まではまじめにお参りしていたけど、だんだん飽きてきたし、時間もないので、残った線香を全部ブスッと刺して終わりにした(笑)
その後、またタクシーで最後の観光地「コロアン島」へ。


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