~2017年10月08日(土)~
安東の月映橋(ウォルヨンギョ)
04:30起床。
昨日、ソウル駅でストライキを知った後、駅のParis Baguetteで朝食のパンを買っておいた。
部屋でパンとコーヒーの朝食を済ませ、05:30にホテル出発。
明日また戻ってくるので、スーツケースをホテルに預け、1泊分の荷物で河回村へ向かう。
●ぼったくられた~!
問題は清涼里(チョンニャンニ)駅までどうやって行くか・・・。
予定では、地下鉄で明洞駅から1回乗り換えで清涼駅まで約30分だったけど、予定が変わり、外はまだ真っ暗で雨も降っている。
この時間の地下鉄って人が少ないんじゃないの?
乗り換え駅の通路って大丈夫なの?と不安になる。
昔、バルセロナへ行った時、乗り換え駅の長~い通路でひったくりを目撃したことがあるのでちょっと心配。
ホテルの人に相談するとタクシーを勧められたのでそうすることにした。
空港行き以外はタクシーを呼ぶことができないと言われたので、仕方なく流しのタクシーを停めることに。
親切にフロントの男性が、3階から一緒に下まで降りてくれて、タクシーを停めてドライバーさんに行き先を伝えてくれた。
本当は黒い模範タクシーにしたかったけど、全然走ってないし、ホテルの人が黄色タクシーでも大丈夫!って言ってくれたので、ドライバーさんに伝えてくれたことだし・・・と安心して乗った。
ホテルマンがタクシーを停めて行き先を言ってくれている。
あ、ぼったくりタクシーのナンバープレートが写ってますね(笑)
ところが、しばらく走ってからドライバーさんが「40,000ウォン(3,800円)」と日本語で言うのだ。
その時初めて、メーターを動かしていないことに気がついた。
しまった~!完全に私のミスだ。
ホテルの人が手伝ってくれたので、何も疑わずメーターを見ていなかった。
「え~っ高い~!」と言うと、その日本語は分かるようで、韓国語でわーっと何か言っている。
早朝だし、清涼里駅は遠いし・・・とかなんとか言ってるんじゃないかな~。
韓国のタクシーは安いので、15分くらいで40,000ウォンはあり得ない高さ。
どうしよう、降りて他のタクシーを探そうか・・・でも真っ暗だし雨降ってるし、あんまりタクシー走ってないしな~。
結局、こんな時間に働いているドライバーさんも大変だから、早朝手当と思って40,000ウォン払おうと決めた。
40,000ウォンと決まっているので、遠回りされる心配はない。
遠回りされて、電車の時間ぎりぎりになった上に高いお金を払わされるよりマシか~と納得させる。
●清涼里駅
6時前に清涼里駅に到着。
ダメ元で30,000ウォンを出してこれしか持っていないと交渉すると、しぶしぶ「OK」と言ってくれたのだ(笑)
やっぱりぼったくられてたのか~!
安くなったので思わず「カムサンミダ~」と笑顔でお礼を言ってしまった(笑)
ぼったくりと雨でテンションが下がっていたけど、値切れてちょっとうれしくなる。
でも次から、絶対、黒の模範タクシーにしようと決めた。
雨の清涼里(チョンニャンニ)駅
まだ30分あるので、念のため窓口で、ストライキについて確認するとやはり、私の乗る予定だったムグンファ号は運休だった。
そして帰りのムグンファ号は運行される予定と聞いて安心する。
清涼里駅の構内。
清涼里駅は、冬のソナタで有名になった春川行きの電車を含め、多くの電車が発着する。
ロッテ百貨店やロッテマートもあり、大きくにぎやかな駅だ。
●安東へ出発
安東行きのムグンファ号。 電車が雨で濡れてますね~。
ムグンファ号の1等車両
ソウル~安東片道は、1等17,800ウォン(約1,690円)、2等15,500ウォン(約1,470円)。
たった220円の差なので迷わず1等にする。
帰りも1等で、2等席を見ていないので、違いは分からないけど、そんなに差はないんじゃないかな。
それにしても、3時間30分で1,690円は安すぎる!
予定通り、06:40に出発。
外は雨だし、昨晩3時間しか寝ていないので、電車ではほとんど寝ていた。
安東が近くなるとリンゴ畑が増え、伝統的な瓦屋根の家もちらほら見えてきて、テンションが上がる。
しかも安東駅に着いた時は雨が上がってました~(^^)
●安東駅
安東駅 10:00到着。
事前に調べた通り、駅を出て左手のインフォメーションで情報収集することに。
日本語がべらべらのきれいな女性が対応してくれてとても助かった。
日本語の地図ももらえる。
女性と一緒にバスの時間をチェックしていたら、私のプランの場合、待ち時間がもったいないので、タクシーをチャーターした方がいいという結論に至った。
親切にその女性は、ドライバーさんに渡すため、ハングルで私のプランを書いてくれたのだ。
そのプランとは、まず屏山書院へ行って20~30分待機してもらい、14:00からの仮面舞を見るため、13:30頃、河回村へ到着するというものだ。
40,000~50,000ウォンなら妥当でしょうと教えてくれて助かった。
安東駅前
タクシーチャーターの前に月映橋(ウォルヨンギョ)へ行くことにした。
安東駅からバスで行こうと思ったけど、また待ち時間が長かったので、近いことだしタクシーにした。
5分くらいで4,000ウォン(380円)。
月映橋は、韓国一長い木造橋として有名で、橋の中ほどに東屋があり、趣のある美しい橋である。
棚田好きの友達Mさんに勧められて、時間があればぜひ行きたいと思っていたところ、ストライキのお陰で時間ができて行けることになった。
いろいろ大変だったけど、本当に早起きは三文の得ですね(^^)
●月映橋(ウォルヨンギョ)
韓国の時代劇ドラマに出てきそうな、美しい橋です。
趣のある月映亭。
月映亭から対岸を望む。
黄色く色づいていました。紅葉の時期はきれいだろうな。
月映橋の近くには食堂やカフェが並び、食事に困らない。
ビビンパが食べたくて、このお店に決めた。
安東のビビンパは香ばしい石焼きではなく、生野菜に白ご飯をまぜて食べるタイプ。
右上の調味料で辛さを調節する。
野菜てんぷらもついて、10,000ウォン(950円)。
石焼きビビンパが食べたかったのでちょっとがっかり・・・で、味は普通でした(-_-;)