●芙蓉台へ
楽古斎は河(洛東江)のほとりに建っているので、芙蓉台へ渡る船着き場が近くで便利。
20人乗りくらいの船だけど、5~6人集まったら出るのであまり待たなくてもいい。
往復3,000ウォン(280円)は船頭さんに支払う。
洛東江の向こうに芙蓉台。右に見えるのが船着き場。
韓国ドラマ、ファン・ジニで見た景色に感動(>_<)
向こう岸に着いたら、右にぐるっと回り、断崖の裏側から頂上へ登ります。
左は花川書院。横の坂道から美しい松林の間を登る。
どんなに険しい坂を登るんだろうと心配してたけど、こんな感じの坂を20分ほど登るので、それほどきつくなく、体力のない私でも楽勝だった。
頂上からはこの絶景! 遠くの山脈と棚田も美しく、感動の景色です。
右端のちょっと長めの茅葺屋根が泊まる楽古斎です。
楽古斎にズームしてみました。
右に目を向けると河回村の名前の由来がよく分かる。
見事な曲線!河が村を丸く囲むように流れている。
洪水とかないのかな?とちょっと心配になった。
棚田ファンにはたまりません(^^) 稲刈り前でよかった~。
村にズームすると、茅葺屋根が集まってかわいい!
岐阜県の白川村とは姉妹村だそうで、なるほどですね。
芙蓉台のふもとの「玉淵精舎」を通り、河に下ります。
洛東江まで下りてきました。
見上げるとこんな断崖絶壁。この頂上が芙蓉台です。
簡単な造りの船着き場。また船で戻ります。
●村内の散策
河回村には重要民俗資料や、宝物に指定されている建物がたくさんある。
明日は11時10分のバスで出発なので、今日明るいうちにできるだけたくさん見ておきたいと思ったけど、その前に夕食を調達しなければいけない。
楽古齊では、朝食は出るけど、夕食は出ない。
ブログによると、村内に食堂や食料を買えるところはなく、河回村の入口(駐車場のところ)に行かないといけないそうだ。
急いで無料シャトルバス乗り場に行くと、この通り長蛇の列(>_<)
うわ~っこの調子なら戻ってきた時は暗くなってるな~。
バス停近くのインフォメーションで相談しようと行ってみたら、日本語べらべらの女性がいて助かった。
今晩は芙蓉台のところで、花火祭りがあるから、おでんとか売ってると思いますよ。とアドバイスを頂いた。
おでんより、えっ花火祭り???全然知らなかった~!
それで仮面舞に大勢のえらいさんが来てたり、テレビカメラも来てたのか~とやっとつながった。
それにしても、なんてラッキー(^^)
宿が少ないので、多くの観光客が日帰りで来てるのに、知らずにお祭り会場の近くで泊まっているんだから(笑)
夕食はお祭り会場でおでんを買って、部屋のカップラーメンを食べよう(*^^*)
世界遺産と彫っているりっぱな岩
夕食の心配がなくなったので急いで、村内の散策を始める。
日が傾いてきたので急がないと!
りっぱな白菜にりっぱな家。
夕日があたって田舎の風情たっぷりの家。
どの道も雰囲気ありますね。
こんなところに教会が。畑の中にたたずむ十字架が美しくてパチリ。
日本の田舎みたいですね(^^)
この日、伝統家屋を何軒か訪れたけど、写真が暗くなったので、明日もう一度訪れて撮ろうと思う。
おなかが空いてきたので、おでんを買いに行こう!
立ち並ぶ屋台を想像していたけど、このお店1軒だけだった。
しかも料理はおでんとカップラーメンくらいで、あとは飲み物だけ。
おでんも魚の練り物1種類だけだったけど、仕方がないので1本買って(600ウォン)で、その場で食べた。
おなかが空いていたのでおいしかった(笑)
川沿いには既に大勢の人が集まっていたけど、私はおでん屋の横のホテルに戻り、部屋でカップラーメンの夕食。
昨晩もソウルのホテルでカップラーメンだったな~(T T)
なんだか悲しくなるけど、明日ソウルに戻ったらごちそうを食べよう!
楽古斎の部屋に明かりがついて、いい雰囲気です。
私のダイニングに何人か座って話してたけど、私が部屋に戻ったらどこかへ行ってしまいました。
●花火祭り
ちょうどラーメンを食べ終わった頃、韓国語と英語と日本語で「間もなく花火が始まります。」とアナウンスが聞こえたので急いで河原に降りて行く。
ものすごい人で、いい場所は全然空いていなかったけど、放送席近くの特等席を見つけたので近くで花火を見られた。
スピーカーの横で耳がキンキンしたけど、迫力ある韓国伝統花火が間近で見られて感動の連続だった。
韓国伝統花火とは、芙蓉台とこちらの松林の間に綱が5本伸びていて、その綱に、桑の根の灰の入った袋を30㎝くらいの間隔で結び付け、火をつけて、火の粉を飛ばす仕組みだった。
火の粉が雪のように、川に舞い降りて、めちゃくちゃきれいでした~!
しばらくすると、芙蓉台から大きな火の玉が、観客の掛け声に合わせて、何度も落とされた。
すごい迫力だった。
残念ながら花火の写真は苦手なので、こんなものしかアップできず申し訳ないです。
火の粉が降り注いでいる向こうに、芙蓉台から火の玉が落ちてきている。
火の粉の下は洛東江です。
最後に普通の打ち上げ花火もあり、感動の内に花火祭りが終了しました。
●チムジルバン
身体が冷えたので、チムジルバン(薬草サウナ)に入ることにした。
専用の服を貸してもらえる。
薬草のいい香りがして、ちょうどいい熱さで眠くなるくらいだった。
40分くらいゆっくりして、部屋の檜風呂に入る。
昨晩あまり寝てなくて、今日は歩き疲れたので、22時頃眠くなって就寝。
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