桃の節句ですね。
今日は午前中、母の病院に付き添い、帰宅してから、碧南市にある妙福寺へ行くことにしました。
とても暖かく、どこにも行かないのはもったいない。母は一日一仕事と思っているので、出るつもりがないので、一人でピューっと行ってきました。
2度目のお参りです。
父が亡くなる前、ちょうどこの辺りに行った気がします。
3日は毘沙門天の縁日と知っていたので、今日行こうと思っていました。
そして、帰りに栗饅頭を買ってくるという計画です。
いつも碧南の親戚のおじさんとおばさんが手土産に持ってくる栗饅頭が美味しくて、どこのかは知らないのですが、多分ここだと思って。
まずは妙福寺へ向かいました。
前回は父の車で、ナビが故障していたので事前に要所要所を紙に書き、スマホで確かめながらで大変でしたが、今回は自分の車なので、ナビがあって、気が楽です。昔はナビなんて頼らないわ!なんて息巻いていた私ですが、今やナビ様様です笑
無事到着。
露店まで出て、こんなに賑やかだとは思いませんでした。
楼門にある鐘を鳴らして入ります。垂れ下がっている紐を引っ張るのです。前にいたおじいちゃんたちの真似をしました^_^
とても良い響きですよ。
正面の阿弥陀仏をお参りして、左手にある毘沙門天までいきました。
今日は御祈祷が続いています。
階段を登って、御祈祷をのぞかせてもらいます。太鼓のリズムとか、聞いていて飽きないんですよねー。
お賽銭前にあるザラ板のところに、そのまま靴のままで上がってもいいものか迷ったのですが、(御祈祷を受ける人が、向こう側からいらっしゃるとき脱いでいたスリッパがあったので)、私も靴を脱ぎ、靴下で上がりました。でも、ただお参りする人はそのままでよかったみたいでした。
適当な時間で、下に下がろうと靴を履いていたら、お寺の方が「心が綺麗。素晴らしい」と仰るので、「いえいえ、全然です(私は全くきれいな心なんかじゃない)」と本音を言ったら、「そんなことはないです。心根が綺麗です。感心します」と仰ってくださり、恐縮しましたが、褒められるのはうれしいです〜。
気を良くして、あとお大師様や薬師如来様にお参りして、お寺を後にしました。
そして、栗饅頭を買いに、大杉屋さんへ。
「栗饅頭ありますか」と聞いたら、「いがまんじゅうは売り切れです。外に書いておいたんですけどね」と言うので、外に書いてあったのは栗饅頭ではなかったなと思ったので、栗饅頭もないですか?ときいたら、栗饅頭はありますと。無事買うことができました。これは父の一周忌までお供えしておくので、まだ食べられませんが、あの懐かしのお饅頭でしょうか。楽しみです。
でも、そのイガまんじゅうやらが気になったので、「いがまんじゅうって何ですか?」と聞きましたら、団子の上に色をつけたイガイガを乗せるんだそう。今日の桃の節句に供えるんだそうで、予約でいっぱいでした。
いがまんじゅうとは。↓
愛知県の岡崎の郷土料理みたいですね。
若い奥さんは「どこでもあるんじゃないですか?」と言っていたけど、奥から出てきてくれたおばあちゃんが、「伊賀越えのイガとか、栗のイガイガに似てるからとか言われていますけどねえ。こちらでは昔からやっていますし、普通に家で作っているんですけど、知多のほうではないみたいですね」と仰って、「そうそう、恥ずかしながら初めて知りましたー」と答えました。
ほんとに狭い衣浦湾を挟むだけなのに、全くこちらではないと思いますよ。
びっくりました。
お雛様に蓬餅と桜餅をお供えして、秒で下げて、頂きました笑
美味しかった〜。
いよいよ、春ですね🌸