飛騨の旅、二日目の昨日は宮川町にある池が原湿原へ行きました。
本当は白川郷へ行く予定でしたが、宿の食事の時に宿の人が明日はどちらへ?ときかれたので、「白川郷に行く予定です」と答えたのですが、「本当は聖徳太子の碑を見たくて、天羽峠に行きたいので、そのついでに白川郷に行こうと思っている」と言ったら、天羽峠は5月末まで冬季通行止めで、まだ通れないのですが、その前から崖崩れなどがあって、そこを岐阜県と石川県でどちらが修復するか譲り合っているそうで笑 去年も通れなかったので、今年も通れるかわからないですとのこと、月ヶ瀬村というところに行きたいのですけどと聞いたら、もうその村はないし、行っても荒れ果ていますとのことでした。
ということで、白川郷はやめて、その方がお勧めしてくれた、池が原湿原へ行くことにしたのです。
なぜ、月ヶ瀬村に行きたかったかは、これを読んでください。
鞍作止利の伝説です。
二日目の朝、4時44分の朝焼けです。
朝風呂に入って、7時は朝ごはんを食べ、8時に池が原湿原へ出発しました。
山の入り口から、「携帯は通じません」の看板が。
車がすれ違えるかの山道をどんどん上がり、標高980メートルにある湿原に到着しました。
すでに何台か車が止まっていました。
ミズバショウの白い苞とリュウキンカの黄色い花が見頃を迎えていました。
ここはシラカンバなどの木々に囲まれた5ヘクタールほどの場所にミズバショウとリュウキンカが群生しています。
ウグイスの鳴き声を聴きながら、散策しました。
透き通った清らかな流れではイワナが泳いでいました。
前の日に、上宝の道の駅でイワナの刺身を食べましたが、臭くもなく、とても美味しかったです。
これは道の駅の岩魚の塩焼きとお刺身。
ここの湿原でも入り口で焼き岩魚を食べられるようになっていましたよ。
ほとんどミズバショウとリュウキンカなのですが、名前のわからない白い可憐なお花も咲いていました。何で名前でしょうね。
美味しい空気に、体の中を入れ替えるように深呼吸してきました。
本当におすすめの場所です。
水の美しさはここ飛騨が一番なのではないかと思います。
今の時期が一年で一番、混んでいるそうで、(それでも少ないですけど)、秋は見事な紅葉が独り占めだそうです。
ちょうど秋に行ければ行ってみたいですね。