私は子供の頃、昔話が好きで、この本以外にも、子ども向けのものですが、世界の昔話全集なんかをよく読んでいました。特に日本の昔話が好きで、『はちかづき』とか『瓜子姫』とか、何度も読んでいました。
人柱になった娘の話は、この本を読み直したら、愛知県の庄内川の堤をつくるときの話のようでした。幼いながらに、生き埋めって…と衝撃でしたね。
もっとキツネに化かされた話とかあった気がするので、別の本にも別なそういう人柱の話が書かれていたように思います。よくあるんだ…と思ったので。
他の話も読んでいくと、これは熱田神宮の蓬莱伝説だわね、と思われる昔話がありました。『せん人とかんざし』という昔話です。
楊貴妃が日本にいたってなぜ?とは思っていましたが、こういう話でした。
熱田の大神様の魂が楊貴妃となり、唐の玄宗皇帝に嫁ぎ、日本を救ったのだという話になりますでしょうか。
ちょっと古すぎて汚くて恐縮ですが、
物語の写真を載せるので、読んでみてください。
今は心のこみちに清水社があり、その後ろにある楊貴妃のお墓をお参りできますが、そちらのことについても、この昔話の説明文として書かれています。(後ろに添付します)
清水社の近くに、元々、草薙剣が祀られていた土用殿があります。ミヤズヒメが持って来られたころはこちらに剣はおられたのですね。やはり心のこみちゾーンはかなりの御神域ですね。
この本もずっと残してあるとは思わないので、ここに記録しておこうと思います。
説明書きです。
この本の後書きも。
蓬莱伝説も清水社のことに触れられています。