南英世の 「くろねこ日記」

水紋

これは川村信子先生が描かれた「水紋(みなも)」(p8号)という油絵である。昨日新作発表があったのをネットで知り、現物を見ないまま即購入を決めた。

実は去年、近鉄アベノハルカスで開かれた川村先生の個展に行き、同じモチーフで描かれた20号の絵を見てすっか入り気に入ってしまった。買おうかどうかずいぶん迷ったが、20号という大作で予算面の制約から断念せざるを得なかった。

そうした経緯もあって、今回は6号という手ごろなサイズだったこともあり、迷うことなく購入を決めた。水紋は次々に遠くまで波及し、やがて土手に当たって跳ね返ってくる。それと同じように自分の行いは、善いことも悪いこともまた自分に跳ね返ってくる。この絵は未熟な自分自身への戒めでもある。現物は秋に開かれる高島屋での個展に展示されたあと届く。

川村先生との出会いは、月刊誌「碁楽室」の表紙がご縁である。毎偶数月は川村先生の絵が表紙を飾る。囲碁を通して、普段知り合うことのないいろんな世界の人と縁を結ぶことができる。囲碁という趣味があって本当によかったと思う。

川村信子先生とのツーショット

 

https://blog.goo.ne.jp/minami-h_1951/e/7f6c9aa72a1cbf9aa2fc7a736545adc3

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