久しぶりの投稿。
今日は何も無い休日。
何も無い日というのは、色々と考えてしまうものだ。
それをここに書きたいと思う。
俺は未来動画プロジェクトというもので3ヶ月間自分を見つめた。
自分がなにをしたいのか。何故生きるのか。理想の未来とはどういうものか。
それを考える為に、空は欠かせない存在だった。
空の為に生きてきた。逆にいえば、空が諦めていたら、俺もそこで終わっていただろう。
何度も言っているが、俺は空に支えられて生きてきたんだ。
3ヶ月の中で関わったたくさんの人達の中には、色んな人がいた。
応援してくれる人もいたし、それは共依存というもので、貴方も立派な精神病患者だというような事も言われた事もある。それこそ精神科医を紹介されたりな。
君にできることは何も無い。空を忘れること。それが君にとっての幸せだとも言われた。あぁ、空の兄貴にもそう言われたな。
苦しかったよ。俺には何も出来ないという言葉は。そんな事はこの十数年で誰よりも俺がわかってるんだからな。
お前の命を繋いだのは、お前の親父の金や地位だろう。
お前を救ったのは、お前の祖母や祖父、母に兄だろう。
あの時俺に出来たのは、ただただ、毎日メールを送ることだけだった。
あの日の無力感を俺は忘れたことは無い。
あの日の殺意と憎悪を、俺は忘れたことがない。
そして、自分の甥っ子を見た時の絶望を、俺は忘れられない。
幸せそうな姉を見て、純粋な笑顔を向ける子供を見て、家族を巻き込む訳にはいかないと、リアルの俺はお前から逃げたんだ。
未来動画プロジェクトの3ヶ月の中で、俺はずっと自分の醜さと向き合い続けた。
お前は覚えていないだろうが、お前が自殺という道を選んだのは、俺のせいなんだ。
頑なに話してこなかったお前という存在を、俺の醜さを、未来動画プロジェクトのお陰で人に打ち明けられるようになった。
そして最後には、大勢の観客の前で、お前を愛していると、公言することが出来た。
未来動画プロジェクトで得られた最大のものは、事業を始める為の知識でも、人から協力を得るための基本でもない。
俺はあの本番の日に、ネットの中でしか存在しなかった空と咸という関係を、現実の世界に統合出来たんだ。
空の為に生きるという覚悟を決めた咸と、殺意と憎悪を封じ込めて、無力感の中生きるしかなかったリアルの俺がひとつになって、再び現実の世界でもお前と向き合えるようになった。
あれからもう、半年が経とうとしている。
俺は、あまりに進めていないと感じている。
一歩進んでは二歩下がっているような、そんな感覚だ。
そしてコロナで2ヶ月の休業の中、ひたすらネガティブな想いばかりが浮かんで死んだように生きていた。
人は簡単に変われる。だが、維持をすることはとても難しいのだと思ったよ。
あれほど満ち溢れていたやる気が、見る見る朽ちていくのだから。
仕事が再開して、どうにか持ち直して、やる気を復活させたのが最近だ。
そうしてまた立ち上がれたのは、やはり空という存在があったからだ。
俺は一体、何度膝を屈しただろう。何度諦めようとしただろう。その度に、諦められるものかと立ち上がれたのは、空が居るからだ。お前に誇れる俺で在りたいと、お前を守れる男でありたいと、そう思えるから立ち上がれるんだ。
男は本来、とても弱い生き物なんじゃないかと俺は思う。
守りたいと思える大切なものが、男を強くするのかもしれない。
それは女性であったり、子供であったり、家族だったり、仲間だったり、中には信念というものもあるだろう。
何も持たない男では、きっと強くは在れない。
メールでも長々と送ってしまったが、たまに吐き出さないと思考が回らなくなるんだ。
メールで送り過ぎると混乱するだろうしな。
ただ一人に向けて書いたものだが、俺という存在を疑問に思う空のブログの読者も居るだろうしな。
ブログというのはやはりあまり俺には向いてない気がするよ。うむ。