咸と空

空宛の手紙だったり独白だったり色々。

7日目 四連休

2020-07-26 19:50:38 | 日記
世間では四連休。
俺はボスに頼まれ昨日は助っ人で夜勤。
帰って来て、寝て、起きたらこの時間。よく寝た。
二日間は海で泳いで休日を満喫出来たから良しとしよう。だいぶ焼けたよ。

夜勤中は、らしくないミスを三回もしてしまった。そらの事が気掛かりで集中出来なかった。顔が死んでるぞと熱中症を疑われる始末。終わり際にはほぼ意識が飛んでたな。しばらく夜勤は断ろう…
今日は頭が回らないからブログはこの辺で。ごめんな。




6日目 Lemon

2020-07-25 00:14:40 | 日記
明日は夜勤で書く時間があまり無いと思う。
という事で、0時過ぎたからセーフという感じで6日目のブログ。

お題は米津玄師のLemonの感想

有名な歌だと思う。YouTubeの再生回数は億。もう一度書こう。億。

凄いとしか言えないな。

歌詞を書くのはアウトそうだから、知ってる前提で書く。

俺は映画を見るにしても歌を聞くにしても、自分に重ねるタイプだ。

だからこの歌は、ifだと思って聞いてる。

もしも俺が先に死んでしまったら、俺はそれでもそらの光で在り続けたい。

そしてきっと、それはそらも同じだ。

あの日の悲しみも、苦しみも、今では俺がそらを愛しているという証明になってる。

過去は変えられた。ただただ苦しい過去から、自身の拠り所に。

最低だった自分を糧に、俺は前に進める。

過去は過去。過ぎ去ったものでしかない。
今生きている自分を見よう。
今生きている大切な人を見よう。
そうして明日を見よう。
光はいつも傍にある事を忘れずに。

5日目 もの知らずなそら

2020-07-24 19:24:54 | 日記

既にお題に詰まっている様子のそら。
別段、そらに関わることでなくてもいいんだが、俺と共通している部分以外だと考えるのが難しいということなのか、それとも特に俺に興味はないという意思表示なのか( ˙꒳​˙ )

まぁ、確かにな。恋人同士でもなんでも知りたいって事は無いだろうし、普通は普段の会話でだいたい知れる事の方が多いだろう。声のトーンが違ったり、表情だったり、な。
俺はそらの顔も、声も知らない。
どんな表情で俺と話しているのか、どんなトーンで俺と話すのか、知る事が出来ない。
逆に俺は、お前が望めばオンラインでの配信でもできる訳だ。
だからどちらかというと、俺がお題を出した方が良いのかもな。
俺はお前を知りたいと思う。
何でスイッチが入るかわからない以上、刺激する事を恐れてあまりお前の話をすることはなかったが、踏み出すと決めたからな。
お前の事を知るために、俺もお題を出そうと思うよ。

前に俺がお前にとっての幸せを聞いた時、そらは俺の幸せが自分にとっての幸せだと答えたな。
いつからかお前は、俺を一人の男として見なくなった。
お前の人生を俺に預けて、俺をまるで自分のアバターのように見るようになった。まるで自分が読んでいる小説の主人公のようにな。

きっとその原因は俺にあるんだろう。
お前は俺が何度も潰れて苦しんでるのを知ってるからな。別れようと言うのも、嫌いだと言うのも、俺の為。
お前がもの知らずなのも、環境はもちろんあるだろうが、俺が諦めたその時に、未練を残さないよう、一線を引いてるからだろ。

お前は俺を愛してくれている。
と同時に、お前は俺が諦めることを望んでる。
人間は矛盾を抱えられる生き物だからな。苦しいだろうよ。俺も同じだ。

何度諦めろと思った事か。
同時に諦められるものかと思う。

いいか、よく聞けよ、そら。

愛でも、狂気でも、俺はなんでも構わない。
望むことはなんら悪いことじゃない。
お前の欲は俺が肯定する。

前にも言ったな。
お前がまた死を望んだその時は、俺がこの手で終わらせてやる。
だから、生きろ。お前の人生をちゃんと考えて生きろ。
俺はお前じゃねぇ。
俺には俺の、お前にはお前の人生がある。
共に生きると言った、その意味を履き違えるな。
お前は俺の片割れだ。二人でひとつ。
だが一個ではない。割れてるんだからな。二人の意思で寄り添わない限り、ひとつになれはしない。

すぐには難しいだろうよ。だから、じいちゃんばぁちゃんになってからでも構わない。

それでもな、なるべく早く前を向いて欲しいんだよ。
そして俺が諦めないことを信じて欲しい。
色々な事を知って未練を増やして欲しい。
お前が生きる理由を、積み重ねて欲しい。
お前が死ぬその時に、笑えるお前であって欲しい。
俺が死ぬその時に、笑ってくれるお前であって欲しい。

そら。俺は欲深い男だ。
だがそれを罪深いとは思わない。

欲しなければ、与えることはできない。
赦しを与えるには罪を知らなければならない。
生を知るには死を感じなければならない。
人間界は相反する矛盾で成り立ってる。

その矛盾を理解し解を見つけることを悟りと言ったりする。

俺もそらも、悟るには早すぎるだろう。
生きようぜ、もっと強欲にな。


















4日目 海と空とみなとそら

2020-07-23 20:08:32 | 日記

「海がみたいな。」

そらがそう言ったのは一昨日の事。

明日は学校も休みだ。
最近元気の無いそらのために、一肌脱いでやるかと俺は電車に乗る。

電車に乗って中央林間。
そこから乗り換えて江ノ島に向かう。
道中、そらの住む近くの駅を通過する。

今は通り過ぎるだけ。
そこにどうしようもない虚しさを感じる。
俺は、どうしたいんだろうな…

車内から見える田舎の風景。
二人がこの景色の中に写るようになるのはいつになるのかと思い馳せる。
何故会わないのか。そらが拒むのはわかる。
だが俺自身、本当に会いたいと思っているのだろうか。
俺は、本当にそらを好きなんだろうか。
考えだせばキリがない。気付けば終点。

これが、そらの見ていた海か。
思っていたより感じるものは無い。
元々風景に興味がある訳でもない。

ただの海、だな。

そう呟き、苦笑しながら海沿いに歩き出す。
時刻は夕暮れ。
季節外れだからだろうか、人はあまり居ない。

適当な場所に座り、携帯で写真を撮る。

海に来たぞ、と。

そらは喜んでくれるだろうか。
それともこの時間までメールしなかった事を怒るだろうか。

そういえば、そらが怒ってるとこは見たことないな。

地平線を眺めながら、物思いに耽る。

海と空が繋がることはない。
地平線で繋がったように見えても、実際はどう足掻こうが平行線が続く。

まるで、俺とそらみたいだな。

海に日が沈む。
もうじき夜が来る。

夜明けは遥か10年先。
暗いくらい夜が来る。




















3日目 冒険者そら

2020-07-22 17:37:45 | 日記

前回空との出会いを書いた訳だが、今日はその続き。

俺がどれだけ振り回されたか、書こうと思う。
あぁ、迷惑だとは思ってなかったから、安心してくれ。

そらは俺と出会ってから、インターネット掲示板巡りをするようになった。
今はブログ巡りをしているが、当時のそれが掲示板だった訳だな。

ブログと違うのは、掲示板に新参のコテハンが来るとだいたい荒れるという事だ。

前回書いたと思うが、掲示板には掲示板事の特徴がある。
そして検索に引っかかったりランキングに載ってるような盛り上がってる掲示板、つまりはそらが見付けられるような場所はだいたい荒れてる所だった訳だ。
静かな掲示板は身内のみだったり、管理人と別の場所で知り合いとかでない限りほぼ見つからないからな。

結果、その掲示板のルールだったりマナーを知らない初心者冒険者のそらちゃんは虐められる事になる。
そして俺に泣きついてくるんだな。
どうしてみんな意地悪するのー!!みたいな感じだ。
意地悪な俺はそんなそらを可愛く思って甘やかすから、機嫌を直したそらはまた冒険に出て、また泣きついてくるの繰り返しが続く。
個人的には、面白かったぞ(笑)

しかしまぁ、俺にも譲れない一線はある訳だな。
笑って見てたのはそらがふくれっ面で済むぐらいまで。
だが、そらを泣かせた場所には痛い目を見てもらった。
当時流行っていた無料のネット掲示板というのはセキュリティが甘くてな。
管理人の設定次第じゃ運営が対処しない限りどうにもならないレベルで壊す事や、パスクラが簡単に出来てしまう所もあったし、タグを禁止にしていても突破出来たり、トリップを偽装出来たりと色々緩かった。
そうしてあの手この手でそらの巡った掲示板を破壊していく俺。
そして凄い凄いとはしゃぐそら。

しかしながら俺がやってた行為は住人からすれば迷惑極まりない事は事実だ。
結果、これ以上犠牲者を出さないようそらと二人だけのホームページを作って掲示板を設置。
そこを安住の地とした。もちろんそらと出会った掲示板にも二人で顔を出してた。
そらは人気者だったよ。最初は荒くれ者がペットを拾ったみたいな感じだったが、みんなそらを受け入れてた。
きっとまだ、みんな覚えてるんじゃないかな。
そらには人を惹き付ける何かがあると俺は思う。
残念ながら無料掲示板のサービス終了と共にインターネット掲示板というものはほとんど廃れてしまったが、楽しい世界だった。本当にな。