無職婆

この度仕事を辞めて無職になりました
色々と投稿していきたいです

古事記2

2023-12-07 17:21:31 | 古事記解釈

ずいぶん長い間が空いてしまいました

実は交通事故にあって、入院していました

退院しましたが、まだ骨は完全にくっついていません

 

さて古事記の事ですが、

そもそも古事記で一番おかしいのは

天照大神と月読と須佐之男命が産まれる時です

そもそも神話というものは理不尽なもので理論的なものではないですが、それでも、これっておかしいですよね

イザナギの命が黄泉の国へいた帰りに左目を洗った時に何もない空間から女性の姿をした天照大神が現れました

ちょっと待てよ

という事はそれまで太陽はなかったんかい

而もアマテラスオオミカミは人の姿をしていながら空に輝く太陽なんかい

而もなんか、空気中から黙々と現れたんかい

どう考えてもおかしいだろ

 

で、私の考えを書く前にその後についても書くとその後右目を洗うと月読の命が、そして鼻を洗うとスサノオノミコトが現れたというのです

 

さてこの話はいったいどう解釈すればいいのでしょうか

まず日本列島には様々な民族がいました

これは当たり前の事で、そもそも原始時代は部族で集まっていて、ほかの部族とは交流があるものの人は部族単位だったのです

国という単位は土地で考えても大きいので国として一つにまとまるにはさまざまな部族を一緒にしなければなりません

だから何種類かの民族がいるのは当たり前です

日本はもともと日本に住んでいる原住民がいましたが、海を渡ってさまざまな民族が入り込んできました

中国大陸から(中国大陸は広いから北の方からきたこともあるし大陸の南からきたこともあるでしょう)

また南洋のインドシナ半島からきたこともあるでしょう

で、日本を統一したのは大和民族ですが、そもそも大和民族はどこから来たのは分かりませんが、渡来人(という言い方をすると時代が違ってしまいますが)であることは間違いありません


古事記3

2023-12-07 17:21:31 | 古事記解釈

さて、二つの民族があるとすれば、その二つの民族を纏めるにはいろいろとしなければならないことがありますが、神話の統一もその一つです

一つにするには、同じ神話、同じ宗教でないと困ります

 

エジプトはもちろん小国が乱立する戦国時代もありましたが、文化的には下エジプト(ナイル河口付近の北側)と上エジプト(ナイル川上流)に別れていました

そしてそのエジプトが統一されるにあたり、神話も統合されました

上エジプトには何故か隻眼のホルス神(男神)がいましたが下エジプトはオシリスとイシスの夫婦の男女神でした

そこでオシリスとイシスの子がホルス神だと定めたのです

 

つまり、日本を統一した大和民族ももともとの原住民の宗教を取り入れて、一つの神話にしたのではないでしょうか

大和民族の神話はイザナミ・イザナギの夫婦神です

 

さて、ではもともとの原住民の神話ってどんなものだったんでしょうか

 

これは私の完全な憶測ですが、そもそも世界の神話に一番大事なのは自分たちの住んでいる土地(つまり地面ギリシャ神話で言えば大地の女神)と太陽と月の子の三つです

この三つがどういう風にできたのかを説くのが神話となります

 

ではどんな神話だったのでしょうか?

 

昔々最初の始まりに怪物がいました

その怪物は狼藉を働いたりして人々を苦しめていました

しかしある時英雄が現れました

その英雄はその怪物を倒すために立ち上がり刀を持って怪物に立ち向かいます

そして怪物の顔に切りつけました

そうすると怪物の左目は空に飛んでいき太陽になりました

そしてさらに右側に切りつけると怪物の右目は空に飛んでいき月になりました

英雄はさらに怪物の腹に刀を切りつけると、怪物は倒れました

それが大地になりました

怪物から流れた血は川になって腹から流れていきました

 

という神話なんですが、自分なりに出来ていると思うのは地球から見ると月と太陽は同じ大きさだから左右の眼というのはうまくできていると思います

この英雄を自分たちの最初の神(最初の神ではないけれど)である、イザナギに当てはめたのではないですか

更に平和的な神話にしたんじゃないでしょうか

 

この神話が元になっているなら、何故スサノオノミコトは大地の神にならなかったのか?

それは最初に国生み神話で大地はすでに、イザナミが生んでいるので大地の神に出来なかったんではないでしょうか

そもそも太陽の神、月の神に比べてスサノオノミコトはしょぼ過ぎます

これは三貴神というそうですが、二人に比べて同じ地位にあるとは思えない

だったら、月と太陽が産まれて二貴神にすればよかったのに、三貴神にしたのはもともとの神話が三貴神だったから仕方なかったのでしょう

 

だとしたら空にいるのは太陽と月だけなのだから、スサノオノミコトが高天原を追われたのは当たり前という事になります

そして糞尿をしたのも当たり前で、大地の神だからです

特に人間の糞尿は江戸時代まで大事な肥料だったのですし


古事記1

2023-09-17 11:56:34 | 古事記解釈

古事記について書いてみたいと思います

まったく知らない人のために言っておくと古事記は日本で一番古い書物です

かぐや姫が二本で最も古い物語とされていますが、あれは物語であって、古事記は歴史書です

ただ神話が書いてあり、大昔ならともなく今どき神話なんて信じる人はいないでしょうから、誰かが作った物語の様に感じてしまうかもしれませんが、

神話ですから最初は天地創造から始まります

そしてこれと似た書物に日本書紀があります

どこが似ているのかというと内容です

ほぼ同じです

だからみんな日本書紀と古事記は同じことを書いたんだろうと思われています

つまり同じ物事を書いたけど、ちょっと違うところがあるよみたいな

たとえが悪いけど、ある事件が起こってその事件を2人の人が書いたのでちょっと違う話になったみたいな

でも私は違うと思います

つまりことは同じようなことが二回起こり、それをそれぞれ書いたのでちょっと違う話になったんではないかと

つまり古事記と日本書紀はまったく違う話だと

というわけで古事記について書いてみます

ではまた2で