『くに楽』  『日本民家集落博物館ボランティア日記』

日々是好日ならいいのに!

日本民家集落博物館ボランティアからのメッセージ

繭になった

2012-07-29 21:10:50 | 岐阜白川の民家
ほぼ1ヶ月 蚕たちは繭になり始めた
黄色の繭は『群馬の黄金(こがね)』という品種の蚕
(一つだけ赤い繭がある。これは白い繭に他の蚕の尿がかかったからだって)


うまく繭マンションに入って繭を作った


残りの蚕はまだ桑の葉を食べている
もう少しだ



日本の暑さと湿度に「まいった~」と言いながら
元気に外国からの来館者さん
オーストラリアから



まずらしくマダガスカルからの来館者さん
こちらは暑さは平気ですって
ボランティアのYさんと(Yさんは木曜日の午後から白川の民家で囲炉裏番をされています)


蚕の脱皮 と ハムチドロバチ

2012-07-13 10:28:35 | 岐阜白川の民家
久しぶりにボランティアに出かけたら、蚕がずいぶんと大きくなっていた
もう4~5センチくらいに育っている
みんな 元気に桑の葉を食べていた
脱皮が4回目を迎えているらしい
次回くらいで繭を作り始める裸子です





九州や西日本で大雨の予報が相次いでいる
どんよりと重い空
そんな朝から
オーストラリアから3人で来館されたお客様

囲炉裏や合掌造りのことは
よくわかっているらしく
水屋や飼育中の蚕
昔の器に興味を示され
英語と?日本語でコミュニケーション

ふと
奥様が茅葺屋根の先(茅ではなく葦で葺いてある)に盛んに飛んでいる虫を見つけた
どうやら、ご主人様が昆虫の先生らしい






「What」

「・・・・・」

「Heny」

「みつ?  そうか ミツバチ?」

「No No」

私とご主人様が同時に首を横に振る

「このストローの中で寝ているのか? (巣?)」

「オーストラリアにはいないのですか?」

「No」


実は、この虫の名前をボランティアのKさんから教えてもらっていたのに
いま、そのノートを持ってない
言葉は通じないし・・・・・

この方たちには、説明できない

この写真で、この昆虫を見つけるのは難しいかもしれないけれど
お尻に白い卵を持っているのと
なにもないのと

見つけることは出来ますか?

名前は  『ハムシドロバチ』 スズメバチ科

    
余談→このハチの幼虫のときナミハセイボ(ハチの種類)がドロバチを食べる
   卵→幼虫→1年間の命だそうです

蚕の飼育が始まりました!

2012-07-09 00:32:37 | 岐阜白川の民家
蚕の飼育が白川の民家で始まりました
いまは、こんなに可愛いのですが、脱皮を繰り返して大きくなるそうです





梅雨とはいえ、集中豪雨だったり晴天になったりで・・・・・
館内の自然も様変わり
こんなキノコが生えています





そして「ハンの木」の切り株からは
食べられるのでしょうか? 






曇りの天気予報だった土曜日の午後、昨年「小豆島農村歌舞伎の舞台見学ツアー」でお世話になった観光バスのガイドさんが60名のお客様と来館して下さいました
お時間があまりないとのことでしたが、三々五々館内を見学していただきました

「袖すりあうも多生の縁」

なんて言葉を思い出しながら、覚えていて下さったんだと少しうれしくなりました。

うししいことです




新人ボランティアさん

2012-06-09 10:30:05 | 岐阜白川の民家
岐阜白川の民家に、4月からハンガリーの留学生・Sさんがボランティアに来られている。

(第1木曜日・第3木曜日の午前中)


火箸を持つ手つきもなかなかのもの。


来館者とも楽しく!!


来日されて、1年半ほどなのに日本語は話せるし、英語も漢字もOK

民族学の勉強をされているそうです。

飛騨白川の民家(岐阜県)

2011-08-19 09:34:21 | 岐阜白川の民家




白川の民家の内部です

昭和31年に移築されてから、ほぼかわらない展示状況だと思われますが

外国からの来館者も、ランチボックスとかスチーマとか、スノーブーツとか

ナップザックなどと言いながら見学していかれます。

広々とした室内では、夏でも涼風が吹きわたり快適そのもの。

避暑がてらに、夏休みの宿題のテーマにいかがですか。