『くに楽』  『日本民家集落博物館ボランティア日記』

日々是好日ならいいのに!

日本民家集落博物館ボランティアからのメッセージ

第8回民家ツアー 金毘羅さん・金丸座・大橋家住宅

2011-10-27 23:37:03 | 旅行




四国村から琴平まで

夕食をおいしく頂き、その夜金毘羅さんの秋祭り
「頭人さん」(トウニンサン)が今夜行われることを知った
チャンスとばかり、希望者は見学に行く
神様の祭りだから、もちろん夜祭り
金毘羅さんの石の階段を頭人さんと呼ばれる稚児が
神様の先導をして出雲に出向く神様を分身する儀式
最後に神様が鎮座した神輿が通り神事は終わり


翌朝早朝から金毘羅本宮に参拝
そして、旧金毘羅大芝居の金丸座へ
現存する日本最古の芝居小屋

★四国村
 河野家住宅 愛媛県の山間部、高知県境に近い所の住宅、18世紀前期ごろの建築
 土間と1列2室の茶の間・座敷
 土間に楮蒸しの設備がある
 
 砂糖〆小屋、円形の建物で腕木を牛に引かせて建物の中をぐるぐる回り
 臼を回転させてサトウキビを絞った

 愛媛県の茶堂、村人の信仰の場であるとともに、遍路さんや旅人の休憩所
 瀬戸内寂聴尼により「遊庵」と名付けられている

 小豆島の農村歌舞伎舞台や祖谷のかずら橋もある

★金毘羅宮
 神仏習合で象頭山金毘羅大権現。宗教法人金刀比羅本教の総本部
 長く続く参道の石段が有名で、奥社まで登ると1368段にもなる
 海上交通の守り神 「海の神様」として名高い

 お頭人(トウニン)さん
 ちょうど、泊った日が年に1度のお頭人さんの日で、金毘羅さんのご神体を出雲の
 送り出す日で、ご神体を分身する儀式で夜祭り
 頭人というのは、けがれのない童子には昔から神が宿ると言う信仰から、祭りの当日
 本宮から里の旅所へ神様を先導して下りてくる子供のこと
 祭りの中心であり、かわいらしのでこの祭りを「お頭人」と呼んでいます

★金丸座(旧金毘羅大芝居)
 国指定重要文化財(1970年)
 1835年に建てられた現存する日本最古の芝居小屋で、1985年から年1回春に
 「四国こんぴら歌舞伎大芝居」が開催されています

★岡山倉敷・大橋家住宅
 国指定重要文化財(1978年)
 倉敷町屋の代表的な建物、街道に面して長屋門を建て内側に前庭を隔てて母屋を
 配した建物が特色
 1798年~1799年に主要部分が建築され1807年~1851年の大改造
 平成3年~7年にかけて保存修理工事をし、当時の姿に復元




10月の行事

2011-10-06 22:34:27 | 行事
10月になり、館内の草木も秋に模様替え
行事も目白押しです

◆慢々会水墨画展
 10月9日(日)~10月16日(日)まで
 日向椎葉の民家

 「慢々会」趣味悠々水墨画同好会は阿倍野と堺で活動する水墨画グループ
 風景・花・建物など身近なものをテーマにした水墨画展です


◆能面の世界展
 10月8日(土)~10月21日(金)まで
 堂島の米蔵

 第4回「遊創工房」(豊中市内)会員の能面作品展
 期間中のいずれかの日に「能面打ち」をします
 詳しくは、事務所まで


◆親子いも掘り体験
 10月15日(土)16日(日)雨天中止
 両日とも10時30分より開催
 親子20組(当日窓口にて受付)


◆民家朗読会
 10月15日(土)13時~
 飛騨白川の民家

 朗読グループ「雲」のよる朗読会


◆民家茶会
 10月15日(土)13時~
 北河内の茶室

 江戸時代の民家の茶室でのんびりとしたひと時を


◆クリエーションクラブ陶芸展
 10月19日(水)~10月30日(日)
 飛騨白川の民家
 
 クラブ代表 鎌田洋子さんを中心に前衛的な陶芸作品をご鑑賞ください


◆第12回 落語でわろうて民家
 10月29日(土)13時~15時
 日向椎葉の民家
 
 大阪府老人大学上方演芸科を修了された「百楽の会」の方々による
 愉快な話芸をお楽しみください



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