淡路島に知り合いをお持ちの、母の友達Tさんがいらっしゃった。母に「まいもがたくさんあるので、Tさんにも言うたげて」と言ってたので、多分母が連絡して、取りにいらっしゃったのだと思いましたが、もともと母がTさんに「鳴門ワカメ」をお願いしていたらしいです。
「鳴門ワカメ」 乾燥ワカメなんですが、もどして食べると、コリコリとして厚手で美味しい! もどしたときに手でしごくとヌルみが出るものがありますが、全くそんなことはなく、しかも噛んでいるとワカメ独特のヌルみがあります。もどしてそのまま刺身で食べても美味しいワカメ♪ これはうれしい!
今日の晩ご飯は、塩サバ、若竹煮、麻婆豆腐、漬物類(ダイコンの甘酢漬け、明太子)。
さっそく、「鳴門ワカメ」を使いました。タケノコの味わいのふくよかさとワカメの海の風味とに加えて、冷凍保存しておいた木の芽が良い香りを足してくれて、これはホントに美味しかったなぁ! 写真は妻と二人分なんですが、8割ぐらいは私が食べたと思います。
冷凍してあったので、少し塩が回っていましたが、白いご飯によく合って、とても美味しくいただきました♪ 最近、焼津産を目にしなくなっていますが、食べたいなぁ!
麻婆豆腐は、もはや妻の名品の一つになりつつあります。調味料の配合が抜群なんですよ! ま、調理をするのは私ですがね(笑)。
母はというと、これが何やら不安定で、とにかくよくものを忘れます。
例えば、昼ごろいらっしゃって、母とワカメのやり取りをしたり久しぶりの会話をしたTさんのことを、夕方にはすっかり忘れて、農作業から上がった私に「今日は結局Tさんが来たようすやったか?」と真顔で訊きます。その表情は「もう~、Tさんったら、私がちゃんと連絡したのに、いいかげんな対応をするんやから~」みたいな感じ。あれだけ話した人のことを、もう忘れてるのか?と思うと、反射的に「何を言うとるんや、ワカメもろうたやろ! まいもも持って帰らはったやろ!」と言うと、1秒ほど考えて「ああ、そうやった…」。「もう、頼むで、ボケたこと言わんといてくれよ!」と言うと、「いや、さっき寝てたから寝ぼけてるんや」 自分の言ったこと・やったことを忘れることはかなりありますが、あれだけ“濃厚接触”した人のことを忘れているのは、私にはちょっとショックでした。でも、ちょっと言い過ぎたな… 本人にも少なからずショックだったようですが…