またお一人、拉致された子どもの帰還を願って活動なさっていた方が亡くなった。小泉首相の時以降、拉致問題は解決に向けて進んでいないのではないか?
現在の首相は、たしか「金正恩との首脳会談を、前提条件なしで実現を模索する」と言ってたのではなかったか? 今、首相は、横田さんにどういう言葉をかけるのだろう?
「模索したけれど、できなかった。もちろん気持ちはある!」とでも言うのだろうか? あるいは「相手がこちらに応えようとしないので、機が熟していなかった」とでもいうのだろうか? どんな言い訳をしても、この方に顔を向けられないのではないか?
手を拱いている間に、大切な命の時間が削られていくのだ。
この首相には、自らの保身のために周囲をお友達で固めて無理を通し、聞こえはいいがあいまいな言葉で責任を取らず、自らが身を賭して行動する気持ちなどないのだと思うほかない。
首相は今すぐにでも横田さんのもとに駆け付け、跪いて許しを請うべきなのではないか。
あんまりこういう話を書くのは得意ではないのですが、腹立たしくて仕方がないのです。