8月15日。お盆であり、日本が敗戦を受け入れた日。この二つが重なることは、たまたま符合しただけのことかもしれませんが、命について考える大事な日でもあります。
私は毎日仏壇に向かって過去帳をめくり、名前が残っているご先祖のことを、たとえ数秒でも思うようにしているんですが、お墓参りは、自宅の墓には春と秋の彼岸と新年とお盆の年4回、妻の実家と母の実家の墓には盆正月だけです。そのときが、我が家に名前が残る人だけでなく、私や妻につながる人を思う機会になっています。
母方の叔父は南方で亡くなっています。病気で歩けなくなって、部隊に見捨てられて(そうしなければ部隊全体が危なかったのでしょう)現地に置き去られて、どのように亡くなったのかはわかっていません。そのことを、戦後に部隊の生き残りの方が母の実家を探して来てくださって、涙ながらに報告し、見捨てたことを謝ってくださったそうです。亡くなった人だけでなく、生き残った人をも一生苦しめるのが戦争です。
ましてや、軍人ではない一般市民、小さな子どもまで命を踏みにじられ、苦しめ続けるのが戦争というもの。日本には原爆の問題もあります。核を推し進めたり、軍備を声高に叫ぶ人の言葉を聞くたびに、そういうところへの想像力がなぜ働かないのか、不思議でなりません。
現実的には困難なことがたくさんあると思いますが、あの国家体制で、あの戦争の無残さを経験し、唯一の被爆国である日本が反核反戦に向かわねば、誰が現状を変えることができるでしょう。世界的な視点と、一人の命という視点とを、常に行き来しながら、一人の日本人として生きていかなければならないと思います。
さて、今日はお盆ですが、コロナ前の例年であれば、14日に家で親族宴会をし、翌15日はお供えのお返しなどを配ります。今年は宴会をしませんでしたが、お供えはいただいているので、例年の宴会の時に家から出している手料理をパック詰めして、これから配りに回ります。
今日もよく晴れて、暑くなっている奈良です。
午前中は、妻がその料理を作り、私は畑の水やり・収穫。そのあと、食材の買い出しとロトの購入。今、お昼ご飯を食べ終えたところです。
今日はヤオヒコにハムチーズサンドが残っていたので、何週間かぶりに、月曜日の定番のお昼ご飯になりました。焼きサンドイッチとカップ麺です。
サンドイッチはハムチーズと卵のサンドイッチ。これは焼く方が断然おいしいです♪ カップ麺は「評判屋」のわかめ醤油。優しい味わいです♪
ロトの購入の帰りに菓子安で買ってきた和菓子を、食後に楽しみました♪
田んぼや畑のことは気になりますが、体に疲れがたまっているので、今日は配りものだけをして休養するつもりです。