朝、起きると、妻が少し困ったような笑顔で、母の話をしました。夜中に母が外に出ていたということでした。
息子は私が起きる前に仕事に出るんですが、今朝、家を出る前に、妻に教えてくれた話です。
昨夜2時ごろに目が覚めると、2階(息子の部屋)から見える、門の内側の明かりがついているのに気付き、窓から覗くと、ばあちゃん(母のこと)らしき姿が家に入るのが見えた。あれ?と思って階段から下を見ると、ばあちゃんが自分の部屋に行く背中が見えた。とっさに声をかけられないまま1階に降りると、母の姿はなく、自分が消したはずの門の内側の灯りと、居間の明かりがついていた。門は、木の戸を閉めておくだけにしているのに、格子戸も閉まっていて、玄関の鍵も開いていた。自分がいつものようにちゃんと戸締りしたはず。おそらくばあちゃんが灯りをつけてカギも明けて玄関を出て、門の外に出ようとしたけれど、門を開けられずに家に戻り、いくつかの明かりを消し忘れて部屋に戻ったんだと思う。
家の中をウロウロするだけならともかく、外に出るのは寒いしケガや事故の可能性もある。これは注意しておかないわけにはいかないので、その後、朝ごはんを食べに来た母に、その事実を話して注意しました。
すると母は、自分の行動を覚えていないのはもちろんでしたが、自分がそういう行動をとってしまっていることに驚いた様子で、ショックを受けて涙ぐんだりしていました。よく「自分はそんなことはしない」「全然覚えていないのでわからない」という意味のことを言うのですが、今朝は自分の無意識の記憶にない行動を怖がっているようでもありました。「私が夜中にウロウロしてたら止めてほしい」とも言っていました。
その後も言葉少なでしたが、神仏に手を合わせている私を見ていた母に「昨日は無事に守ってくれはってんから、感謝しときや」と笑いながら言うと、「せやな~(そうだね~)」と言ってました。あとはいつものように汚した下着を履き替えさせてもらったりしてから、笑顔でデイサービスに出かけて行きました。
たぶん、家に戻るころには母は忘れているでしょう。でも、今夜からしばらくは、玄関の間の隣の居間で寝ることにしました。(母の部屋で寝るのは、正直なところ、ニオイがダメなので、出来れば避けたいのです) これまで特異な行動をしたあとは、しばらくの間それがやむので、今回もそうであってほしいところです。
それにしても、認知症の診断をもらう前から、昼間と夜間の行動が違うのはわかっていましたが、昼と夜とで人格が変わってしまうような状態になるんだと、今朝は気づきました。対応が難しいですね。
今日は風の強い日で、青空が出ているかと思えば、すぐに雲が流れてきて太陽を隠したりしています。
何かが降臨しそうな気配でもあります(笑)。
昨夜もひとしきり雨が降ったせいで、土は触れる状態ではなく、収穫しなければならない野菜を少しずつ、妻と収穫しました。昨日、ついたお餅をおすそ分けしたご近所さんから、お礼にとお菓子をいただいたので、ネギやサニーレタスを少しもらっていただきました。食べ切れないので、正直なところ、もらってもらえると野菜をが無駄にならずに助かるのです。お餅は「子供と一緒にすぐに食べてしまいました」とおっしゃるので、またいくつかお餅を差し上げました。喜んでもらえるのはありがたいことですね♪
大根を抜いていると、ウサギの耳のように、1本の大根から葉が2ヵ所出ているものを発見。どうやら、右側の大根が成長途中で左側に取り込まれてしまったようです。珍しいなぁ。
そのあと、種苗店(「たねやのきむら」)に行って、春採りのキャベツの苗を少し買ってきました。畝に余裕ができたので、お試しで作ってみます♪
お昼ご飯はカレーうどん。小松菜を入れました。美味しかったです♪
1時からは神社の清掃に行ってきました。3時からは新嘗祭です。収まってきたとはいえ、まだコロナを警戒して、今日も役員代表参拝(我々は本殿に上がれません)、直会なし(お神酒が配られて外で飲むだけ)となりました。来年は通常の祭典ができますように!