朝は冷え込んで、田んぼが霜で真っ白だったんですが、よく晴れて陽が射すほどに暖かさが増してきている今日の奈良です。風が強いのが少々難点。
温かくなってきたので、先日1~2輪咲いていた白梅や蝋梅が、今日はどれくらい咲いているかな?と思って、植えてある土手へ見に行くと、白梅はまだ少しだけでしたが、蝋梅は1~2割が咲いていました。
よく開いた花もあり、つぼみはみな黄色い色が見えていました。来週あたりが見ごろでしょうか。
白梅、蝋梅、桃と、畑では3種の花が採れるんですが、たくさんあるので、隣の木と絡み合いそうになっている枝や、歩くのに邪魔になったりする枝は、伐って家に活けてもらい、残りは農作業小屋の前にバケツに挿して「ご自由に」と書いて置いておきます。
こういう花は人気があって、活けられそうなサイズの枝はすぐになくなります。特に蝋梅は香りも良くて人気が高く、たまに道行く人に「蝋梅のいただけるものはありませんか?」と尋ねられたりします。私も蝋梅はどんどん伐って持ち帰ってもらうようにしています。
今朝は、まずは家に活けてもらおうと、蝋梅の小ぶりな枝を10本ばかり採ってきました。それを農作業小屋の前に置き、妻に活ける枝を選んでもらってから、残りを「ご自由に」にしようと思っていました。ところが、私も妻も医者に行く時間が来てしまい(私は月に一度の定期診察、妻は5回目のワクチン接種)、そのまま出かけました。
医者はすぐに済んで、1時間弱で家に戻ってきたんですが、帰りの車で、妻と「『ご自由に』という張り紙をしていないし、ちゃんとバケツに挿していないけど、勝手に持ち帰る人がいるかもな」「毎年持ち帰ってるおばさんなんかは『今年も置いてある!』と喜んで持って帰るんとちがう?」などと笑いながら話していました。
で、家のそばまで帰ってくると、蝋梅の枝を1本持って歩いているどこかのおばさんを発見しました。「あ、やっぱり」(笑) 家に着くと、農作業小屋の前で枝を物色するご近所のおばさんがいて、私たちに気付くと照れ笑いしながら「ごめ~ん、もろうてええ(もらってもいい?)?」と言いつつしっかり枝を数本握っていました(笑)。「どうぞどうぞ」と言うと「これ、楽しみにしてるねん」と嬉しそう。「来週あたり、よく咲きますよ」と言うと笑顔で帰って行かれました。
やっぱり蝋梅は人気がありますね。張り紙がなくても持ち帰る人は、そもそも張り紙は目に入らず、「いつもの場所に、花がある!」とうれしくなって、いそいそと持ち帰って行かれるんでしょう。最初の花を家に活けられないのはちょっとだけ残念ですが、こうしていろんな人に喜んで楽しんでもらえたら、花も本望だと思います。せっかく咲いた花を少しでも無駄にしないように、せっせと枝を伐ってもらってもらう日が始まります♪
医者では、4回目のワクチン接種以降ずっと続いていた強めの不調感が、年が明けてしばらくしてから徐々に抜けて行って、12月から続いていた背中やわき腹の痛みが、今週に入ってからは痛みなどもなくなったことを話しました。また、いつもなら年末から出ている花粉症の症状が、今年はほとんど出ていない(鼻水が少し出るくらい)ことも伝えておきました。かかりつけ医は、うんうん、と私の話に耳を傾けながらも、「そうか~、まぁ調子が戻ったんならそれでええかな」 まぁ、原因不明のままだから、そう言うしかないわな(笑)。
ワクチンについては、妻は5回目を接種しましたが、私は考え中です。4回目の摂取の翌日からというタイミングで不調感が増したこと(因果関係はわかりませんが)に加えて、ワクチン接種後に感染する人がいること(重症化リスク軽減のみだということ)、最近の奈良県の感染者の中で亡くなる人は直接原因がコロナではない人が多いこと、知り合いの感染者は総じて症状が軽く無事に復帰していることなどから、自己管理をちゃんとすることとワクチン接種との差があまり感じられないからです。奈良テレビのCMでは、これまでワクチン接種を呼び掛けていた県医師会が「距離を取りましょう」「人と距離がある時、屋外で人とすれ違う時などはマスクを外しましょう」と言うばかりになって、ワクチンのことをあまり言わないしね。
先日の関西ローカルのテレビ番組では、ウイルスが乗る細胞のかけら(だったかな?)がこれまでより極小になっていることとか、感染者数が日本は世界の国の中で断トツで多いこととか言ってましたが、もうこれまでの対策が合わなくなっている気がしています。周囲の安心のために、人と接する場所に行くときはマスクをつけますが、それ以外ではマスクを外しています。普通のインフルエンザにかかりたくないので、手洗いとうがいは徹底していますが、基本的にはそれでしのげたらと思っています。それが正解かどうかはわかりませんが。
お昼ご飯は、伊藤ハムの「ピザガーデン」という薄いピザ(ヤオヒコで安く出ています)と、カップ麺(今日は「出前一丁」ワンタン入り)。美味しくいただきました♪
午後は、息子と二人で、畑の土手修理をする予定です。